本記事では、長期インターンにおすすめする8つの職種について仕事内容をご紹介するとともに、自分に適した職種の選び方も解説します。
長期インターンの職種選びで失敗したくない学生はぜひ最後までご覧ください。
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長期インターンにおすすめの職種とは?
- 営業職
- 企画職
- エンジニア職
- マーケティング職
- 事務職
- デザイナー職
- ディレクター職
- ライター職
おすすめ職種①|営業職
営業職のインターンでは企業の商品やサービスを提案して、販売・契約に向けて営業をかける一連の業務を学びます。
取引先への挨拶や交渉、請求書や見積書などの書類作成、アフターフォローなど
営業職の長期インターンではビジネスマナーやメールの送信方法、電話のかけ方、名刺交換の仕方といった営業担当者が身につけておくべき基礎を体験できます。
会社の窓口となり最初から最後まで責任をもって関わる営業部署は、ほとんどの会社で設けられていて、売上に直結する花形部門です。社会人としての経験値を積むのに適した職種といえるでしょう。
ただし営業職と一口に言っても「法人」や「個人」のように、誰を相手にして営業をするのかによって仕事内容は大きく異なります。また「新規顧客営業」「既存顧客営業」「電話営業」などの営業方法によっても仕事内容が異なる点を覚えておきましょう。
- 将来、営業職で活躍したいと考えている学生
- 高いコミュニケーション能力やヒアリング能力を身につけたい学生
- 売上をあげる感覚を習得したい学生
営業職の仕事内容や流れについて、さらに詳しく知りたい場合には下記の記事もあわせてご覧ください。
おすすめ職種②|企画職
企画職は基本的に、消費者の需要と供給を理解して「売れる商品」をつくるのが仕事です。
商品企画や営業企画、宣伝、広告、新規事業立ち上げなど
一人で黙々と仕事をするのではなく、仲間と一緒にディスカッションなどを行いながらプロジェクトを進めていきます。実際に働いている社員と一緒に、小さなことをヒントにして企画を練り上げていく感覚を体験できるでしょう。
加えて大きなプロジェクトに一から参加できる可能性も高く、非常にやりがいを感じられます。
- 将来、企画職に携わりたい学生
- 自分の想いや考えを形にしていきたい学生
- 将来、人を喜ばせたり製品を開発したりするエンタメ・IT業界を志望する学生
おすすめ職種③|エンジニア職
近年急増しているエンジニア職も長期インターンとして人気のある職種です。
新規サービスの開発、既存サービスの改善・運用、ゲーム・アプリケーション開発など
エンジニアと聞くと、ゲームやスマホアプリの開発を思い浮かべる人も多いですが、VR/ARやモノづくりといった多岐にわたる分野があることを覚えておきましょう。
最近は小学校の授業にも組み込まれるようになってきたプログラミング。現代のIT社会を生き残るためにも必要なスキルといえるでしょう。
- 将来、エンジニアになりたい学生
- パソコン作業や細かい作業が得意な学生
- なにかを作り上げるのが好きな人
下記の記事では、エンジニア職のなかでも「システムエンジニア」の仕事内容や必須スキルについてまとめています。興味がある人はぜひご参考ください。
おすすめ職種④|マーケティング職
自社の商品やサービスを消費者に利用してもらうため、戦略を練ったり消費者分析をしたりする奥が深いマーケティング職。営業職と同様に、どの企業にとっても欠かせない重要な部署の一つです。
マーケティングといえば「市場分析」を連想する学生も多いですが、それはマーケティング職が行う仕事のほんの一部に過ぎません。
市場分析や消費者へのヒアリング、数値分析、商品コンセプトや価格の見直し、広報活動など
また近年はIT時代に突入しているため、Webマーケティングも欠かせない仕事といえるでしょう。
Webマーケティングでは、多くの人が利用している検索ツール「Google」から自社サイトが評価されるように試行錯誤したり、自社メディアを運営して集客したりとインターネット上での販促活動を担っています。
そんなマーケティング職の長期インターンに参加すれば、分析力が身につくだけでなく、マーケティング全体を通した考え方も習得できるでしょう。
- 将来、マーケティング職に就きたい学生
- 広告やWeb業界に就職したい学生
- 自分がもつ分析力や論理的思考を活かしたい学生
マーケティング職の仕事内容や年収などについて詳しく知りたい人は、下記の記事もあわせてご覧ください。
おすすめ職種⑤|事務職
補助やアシスタント業務をメインに行う事務職にも長期インターンがあり、「誰かのサポートをして役に立ちたい」と考える学生におすすめしています。
経理や総務、顧客対応、電話対応、伝票入力、伝票作成、書類整理、営業担当者の補佐など
基本的に事務職は、会社の細かい作業をこなして陰で支える「縁の下の力持ち」のような存在です。目立つ仕事ではなくても、コツコツと完遂していけるような人材が求められます。
またWordやExcel、PowerPointなどの基本ツールを使ってデータをまとめたりするため一般的なPCスキルも必須です。
事務職の長期インターンでは一通りのビジネスマナーを身につけられるほか、PCスキルや経理などの知識や技術なども習得できるでしょう。
- 将来、事務職に就きたい学生
- 事務系の資格を取得しようか迷っている学生
- 基本的なビジネスマナーを身につけたい
- 誰かをサポートするのが好きな人
おすすめ職種⑥|デザイナー職
デザイナー職は自社の商品やサービス、運営するWebサイトなど多岐にわたる部分のデザインを担当します。
PhotoshopやIllustratorを使った画像加工、HTML・CSS・JavaScriptを使ったホームページのコーディング業務、商品や雑貨のデザインなど
デザイナー職のインターンは、どのような企業を選ぶのかによって学べる内容が大きく異なります。
たとえばアパレル企業のデザイナー職ならば、衣類やファッション雑貨などのデザインに関われるでしょう。またWeb制作会社のデザイナー職ならば、Webサイトのデザインに関係する仕事を体験できます。
デザイナー職の長期インターンを経験しておくことは、将来デザイナーになりたいと考えている学生にとって非常に有利に働きます。現場で作品を制作したことのある経験は大きな実績となるからです。
つまり就活のときに「長期インターンでは〇〇をデザインしました」と、自分のスキルをアピールできるのです。
加えてデザイナーは独立しやすい職種のため、「将来フリーランスになりたい」「起業したい」と考えている人にも向いています。
- 将来、デザイナーになりたい人
- デザイナーとして独立を視野に入れている学生
- 自由な働き方を希望している人
おすすめ職種⑦|ディレクター職
ディレクターとは「制作責任者」を指し、自社の商品やサービスの設計から製造、販売などすべての工程の指揮を執る人です。
自社商品やサービスの設計、製造、販売、人員管理、外部との交渉、新規サイトの立ち上げなど
ディレクターと聞くと放送業界をイメージする人も多いかもしれませんが、比較的どの業界にも存在するメジャーな職種です。
具体的にはアートディレクターやWebディレクター、空間ディレクターなどがあります。
ディレクター職に就くには強いリーダーシップが必要で、実務を行う制作スタッフをまとめ上げながらプロジェクト全体を管理しなければなりません。
またどのような企業の長期インターンに参加するのかによって学べる内容は異なります。たとえばWebディレクター職のインターンに参加すれば、Webサイトの運営、ライターやデザイナーといった組織を束ねる仕事を体験できるでしょう。
- 将来、ディレクターになりたい人
- 責任感ややりがいのある仕事に就きたい学生
- 人をまとめるリーダー的存在になりたい学生
おすすめ職種⑧|ライター職
最後におすすめする長期インターンの職種はライターです。ライターは新聞や雑誌、Webメディアなどの記事作成をメインに行っています。
企業や媒体によって、扱うテーマやターゲットにする読者がまったく異なる点も魅力です。
新聞や雑誌などの紙媒体による記事作成、Webメディアの記事作成、インタビュー・取材記事作成、撮影など
一昔前は本や新聞、雑誌などの紙媒体が主流でした。しかしIT社会が進んだ現在では、インターネットで手軽に記事を読める時代になったため、これからますますWebメディアの記事執筆の需要が高まるでしょう。
Webメディアの記事作成では、Webマーケティングに欠かせない「SEO(検索エンジン最適化)」と呼ばれる手法を意識して記事作成に取り組むケースも多くあります。
そんなライター職の長期インターンに参加すると、基本的な文章力はもちろんのこと、マーケティングスキルや取材力、コミュニケーション能力など幅広いスキルを身につけられます。
- 文章を書くのが苦ではない学生
- 調べごとが得意な人
- 将来、フリーランスになったり起業したりと独立を目指している人
- 取材力やコミュニケーション能力を高めたい学生
【自分に適した職種の見つけ方】長期インターンの選び方とは?
前述のとおり長期インターンにもたくさんの職種があるため、自分がどの職種を選べば良いのか迷ってしまいますよね。
そのような場合、下記の方法で長期インターンを選んでみましょう。
- 自己分析をして自分の強みを見つける
- 興味をもった職種の仕事内容を理解する
- 決められなければ、とりあえず応募してみよう
長期インターンの選び方①:自己分析をして自分の強みを見つける
まずは自己分析からはじめて「自分の強み」を見つけましょう。自分のことを理解していなければ、どのような仕事が自分に適しているのかがわからないからです。
たとえば昔からモノづくりが好きな人は、一からシステムや商品を開発していく「エンジニア職」や「企画職」などが向いているでしょう。
また本を読んだり調べごとをしたりするのが好きな人は、リサーチをして必要な情報を必要な人に届ける「ライター職」や、消費者や市場調査などを繰り返して戦略的に売れる商品を生み出していく「マーケティング職」を検討してみてもよいですね。
自己分析の詳しいやり方については、下記の記事で詳しくご紹介していますのであわせて読んでみてください。
長期インターンの選び方②:興味をもった職種の仕事内容を理解する
「自己分析はしっかりしているけど、どんな職種のインターンに応募すればいいのかわからない……」と悩んでいる学生は、少しでも興味を感じた職種の「仕事内容」について深く理解してみましょう。
上記でご紹介した8つの職種からでも構いません。「これなら私もできそう!」「面白そうだな、ちょっとやってみたい……!」などと感じた仕事はありませんでしたか?
もし興味が湧いた仕事があったらインターネットや本で仕事内容を調べたり、インターンシップの説明会で疑問点を質問してみたり、OB/OG訪問をして先輩社員に詳しく話を聞いてみたりと行動してみましょう。
具体的になにをするのかを知っていくことで、どこにモチベーションを感じるのかを把握できてやりたい仕事を見つけやすくなります。
長期インターンの選び方③:決められなければ、とりあえず応募してみよう
自分なりに職種を調べてみた結果、どうしても自分に合った長期インターンを決められないようならば、とりあえず応募してみるのがおすすめです。
もちろん長期インターンには書類選考や面接などの審査があり、ほかの学生たちは本気で準備をして臨みます。
しかしまだ働いた経験のない大学生が、自分に合った職種を見つけられないのは珍しくありません。そのため面接を受けてみて納得してから参加するかどうかを決めても大丈夫です。
自分に合う職種が見つからないからといって、せっかく就労体験ができる長期インターンの機会を逃してしまうほうがもったいないです。
たくさんの長期インターンに応募してみて、選考を受けながら自身の気持ちを固めていきましょう。
職種で絞って長期インターンを探したい人は「コネクトインターン」
長期インターンをまとめて調べたい人は、弊社「コネクトインターン」をぜひご利用ください。
コネクトインターンでは、下記のように希望する職種を絞って条件検索ができます。
ほかにも、次のような「身につけたいスキル」で絞って長期インターンを見つけられます。
- なんでも売れる、圧倒的営業力
- 実務的なデザインスキル
- 社会人として必要なコミュニケーション能力
- ロジカルシンキング力
- 圧倒的プレゼンスキル
- 社会人として必要な分析・思考力 など
このように細かい条件検索が可能ですので、自分に合った職種のインターンを探し出すことができます。
どのような長期インターンに参加したいのか決まっていなくても、「こんな条件で働きたいな」「こんなスキルを身につけたいな」といった感覚で検索し眺めていれば、応募したいインターンが見つかるでしょう。
自分に合った職種の長期インターンで就活を有利に進めよう!
長期インターンにおすすめの職種は、以下8つです。
- 営業職
- 企画職
- エンジニア職
- マーケティング職
- 事務職
- デザイナー職
- ディレクター職
- ライター職
上記のように長期インターンと一口に言っても、さまざまな職種が存在します。そして選ぶ企業や職種によって仕事内容は大きく異なります。
自分に適した職種のインターンを選べていないとミスマッチが起こり、学びの少ない期間を過ごす可能性があるでしょう。
本記事でご紹介した8つの職種に少しでも興味をもった人は、ぜひご自身でも深くリサーチを重ねて自分のやりたい仕事かどうかを判断してみてくださいね。
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