インターンシップとは?種類やメリット・デメリットについて徹底解説!
この記事のまとめ

就活という言葉が聞こえてくる時期になると「インターンシップ」に参加したという声もちらほらと聞こえてきます。

しかし、インターンの必要性はどういった就活をするのかでも大きく変わり判断が難しい所です。

そこで本記事では、「インターンとは何か?」という基本的な所から、メリット・デメリット、学べる内容まで詳しく解説します。

先生
インターンの魅力に気付いたら参加せずにはいられなくなりますよ♪

インターンシップとは?

インターンシップとは

インターンシップとは、企業が学生に就業体験の場と機会を提供し、興味のある学生が実際に働いたり、訪問したりする職業体験のことを指します。

学生は就職活動前に興味のある業種・職業を体験することができ、業種・職業への理解を深めることができます。

先生
お試しで働くことで、企業と学生の認識の差を減らす仕組みと言えますね♪

最近では、春休みや夏休みを利用してインターンシップを行う学生や残り単位の少ない学生が長期的にインターンをするケースも増えてきています。

インターンシップの種類

インターンシップの種類

インターンシップ主に以下の3つの種類があります。

インターンの種類期間・特徴
1Dayインターン1日で終わる説明会のようなインターン
短期インターン1週間~1ヶ月かけて行われるインターン
長期インターン3ヶ月以上の長期的なインターン

①1Dayインターン

1Dayインターンとは、名前の通りに1日で行われるインターンシップです。インターンと言われていますが、実務を行うことはなく、説明会やワークショップのような形式を取るものがほとんどです。

近年増加傾向にある、オンラインインターンなども1Dayインターンとなることが多い傾向にあります。

インターンに参加する前にまずはお試しで一度参加してみることをおすすめします。

②短期インターンシップ

短期インターンシップは、1週間〜1ヶ月程度で行われるインターンシップです。

主に春休みや夏休みなどの長期休みを利用して参加するインターンシップとなっており、1Dayインターンのようにワークショップを中心としたものから、実務を伴うインターンシップまで、様々な種類があります。

学生
1Dayインターンよりもより深く仕事について知ることができそうです!

③長期インターンシップ

長期インターンシップとは、3か月から数年間まで、長期間にわたって実施されるインターンシップを指します。学年を問わず募集されているケースが多いのが特徴です。

長期インターンシップは実際に企業の職場に入り実務を行っていくことが多く、有給でインターンシップが実施されるケースが多くなり、採用までつながるケースも珍しくありません。

特にベンチャーでは⋯⋯

長期インターンシップの学生を業務の戦力として考える方針を取っているベンチャー企業も多く、実務を求め、それに応じた給料を支払うという考えが定着しています。

また長期インターンシップは、実務に携わることが多いため社会人としてのビジネスマナーや、専門的なスキル・経験を積むことができます

職場のムードや人間関係を形成することができ、企業と学生のギャップが埋まれば就職につながる可能性が高くなります。

インターンシップは誰が対象?

座談会 質問

ここからはインターンシップの対象となる人を見ていきましょう。インターンは主に以下の人たちが受けることができます。

インターンに参加できる人
  1. 大学1年生
  2. 大学2年生
  3. 大学3年生
  4. 社会人
  5. 高校生

あまり知られていませんが、高校生や社会人のインターンまで探してみると幅広く募集しているのがわかります。

①大学1年生

大学1年生ですと、学業やサークル活動、プライベートなど学生生活をまだまだ楽しもうと考えている時期だと思います。

大学の4年間は、社会人としての自分の目標やキャリア形成を考える時期でもあります。自分が本当にやりたいことや、目標に向けての計画を実現するシナリオを試すためなどに、大学1年生からインターンを活用する学生が増えています。

大学1年生からインターンに参加と聞くと早いと考える人もいるかもしれませんが、アルバイト感覚で気になった企業に受けてみるのも、経験・お金両方手に入るのでおすすめです。

②大学2年生

大学2年生でインターンに参加するメリットとして下記のような内容があります。

大学生2年生で参加するメリット
  • インターンシップの活動に集中できる
  • 早い段階で業界のイメージを掴める
  • ステップアップや弱点克服にかける時間がある
  • 就職活動における縦・横のつながりができる
  • 複数回インターンシップに参加できる

インターンシップを就職活動の一環と捉え3年生から始めると、その他の就職活動や学生活動とバッティングし、多くのことを並行して考えなければいけなくなってしまう可能性があります。

その点2年生で始めていれば、早い段階で業界のイメージを掴めたり、弱点克服の時間も取れたりと、大学1年生と比較してより現実的に就活を視野に入れた活動ができます

③大学3年生

大学3年生になると周りもかなりインターンに参加する時期となってきます。説明会から選考、参加とかなり忙しく活動しなくてはいけません。

しかし、インターンにはさまざまなメリットがあるため、受けておかないと選考から漏れてしまうなんてことにもなりかねません。

インターンの面接など、本番の練習と思い受けることで面接の経験値も溜まり、本命の企業で失敗する可能性を低くすることも可能です。

学生
まだまだチャンスはあるので、どんどん受けてみよう!

④社会人・高校生インターン

まず、社会人インターンの学生が参加するインターンシップとの違いは次の2点だといえるでしょう。

学生が参加するインターンシップとの違いとは?
  • ほとんどの企業で報酬が発生する
  • 柔軟な働き方が認められている場合も多い

学生のインターンシップの場合、報酬の有無は企業によって異なります。

しかし社会人のインターンシップでは、ほとんどの企業から報酬が支払われます。時給1,000円程度を目安にしている場合が多く、なかには成果に応じて報酬が発生するケースも珍しくありません。

詳しくは社会人インターンの記事でまとめています。

高校生のインターンでは、応募できる企業が少ない傾向にありますが、就業体験として参加することも可能です。

また、大学へのインターンや公務員へのインターンなどもある点が他のインターンとの違いになります。

インターンとアルバイトの違いとは?

有給インターンシップとアルバイトの1番の違いは、成果を求められる点です。

基本的にアルバイトはマニュアルに沿って、与えられた仕事をこなすことを求められます。

対して、有給インターンシップでは、実務に近い業務を担当する場合が多い分、成果を上げることが求められる場合が多いです。

そのため、マニュアルなど基本的なルールを覚えたうえで、アイディアを考え、結果を出す努力・姿勢が必要になります

もちろん、はじめから成果を出すことは容易くありません。慣れないことだらけでうまくいかなかったり、学業との両立で負担に感じたりする場面もあるでしょう。

しかし、学生のうちから社会人が求められる経験を積めるのは大きなメリットと言えます。

有給インターンの特徴と注意点

有給インターンの特徴をあげると以下のようになります。

有給インターンシップの特徴
  1. 実務に近い経験を積める
  2. 長期のケースが多数
  3. 採用に直結する場合もある

このように、実務を経験しながら就活できるのでお金に余裕がない学生にとっても非常に有効なインターンとなります。

しかし、インターンシップの開催数に対して有給インターンは少なめです。

リクナビが報酬ありのインターンシップ数を調査したところ、リクナビ2021に掲載されている「報酬ありインターンシップ」は全体の4.6%だったと発表しています。

また有給インターンシップは給与が発生する分、書類選考や面接がある場合もあり、数少ない参加枠に入るためにも、業界研究や面接対策は忘れずにしっかり行う必要があります。

インターンシップで学ぶべきこと・学べること

書類を書く 就活生

インターンシップで学べることは下の内容です。

インターンで学べること
  • 企業の雰囲気を感じることができる
  • 実際に仕事をした時のイメージが湧く
  • 企業が何を求めているのかわかる
  • 自分の課題がわかる
  • 応募企業で働きたいかがわかる

実際にインターンを経験するとわかりますが、学生と社会人の仕事への向き合い方の違いが大きいことに驚く学生も多くいます。

しかし、学ぶことで自身の課題や業界について知ることができますので、今後の就活に役立ちます。

インターンシップをするメリットは?

インターンシップの種類

ここからはインターンシップに参加するメリットを解説していきます。

インターンのメリットデメリットは主に以下のようになります。

メリット
  1. 就職活動でアピールポイントになる
  2. 業界や企業について深く知ることができる
  3. 自分の適性を知ることができる
デメリット
  1. 仕事の全てを把握できるわけではない
  2. 学業との両立が難しい
  3. アルバイトがしにくくなる

メリット①就職活動でアピールポイントになる

まず一つ目のメリットは就職活動でアピールポイントになる点です。

例えば、下記の2名が就職活動で不動産業界の営業職希望で面接にきたとします。

Aさん
学生時代は居酒屋のアルバイトを行っていました!
Bさん
学生時代は不動産会社で長期インターンシップを行い営業経験を積みました!

このような場合、どちらの方が見込みがあるでしょうか。

インターンシップの経験だけが影響する訳ではないですが、経歴を採用担当者が見た際、Bさんに興味を持つ可能性が高くなります。

また、志望する業界でインターンをしていた経験は、業界への興味を測る指標にもなるため、インターンシップの経験は就職活動でアピールポイントになる点はメリットの1つでしょう。

メリット②業界や企業について深く知ることができる

インターンは、企業分析や業界分析に非常に役に立ちます。

多くのインターンの説明会では、冒頭に企業説明を行うため、本やネット以上にリアルで詳細な情報を聞くことができます。

ほかにも競合他社や業界での立ち位置など、業界分析に役立つようなことも聞くことができるので参加した方がお得と言えます。

特に志望度が高い企業であれば、企業を深く理解することはエントリーシートや面接の質に直結することになるので、必ず参加するようにしましょう。

メリット③自分の適性を知ることができる

希望していた業種・職種と適性が合っていないケースも就職活動ではあります。

インターンシップを行うことにより、就職活動前に自分の適性を知ることができるのもメリットの1つでしょう。

また、就活においては自身の適性を知るために、簡単なテストを実施するのも有効です。インターンと合わせて実施してみることをおすすめします。

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インターンシップに参加するデメリットは?

次はインターンシップに参加するデメリットを解説していきます。

デメリット①全てを把握できる訳ではない

やはり正社員とインターン生では、任せられる仕事内容が違います。インターンシップで全貌を理解しようとしても全てを理解するのは難しい場合もあります。

それでも、先輩の働き方や仕事への取り組み方などは参考になる点も多くあるでしょう。特に仕事の現場では、効率よく業務を進めるためにprep法や論理的思考力も鍛えられます。

全てを把握できるわけではないと割り切って、学べるところは学ぶ姿勢が大切です。

デメリット②学業・アルバイトとの両立が難しい場合がある

長期インターンシップを行い場合は、就業型の時給が発生するインターンシップになることが多くあります。

時給が発生する以上、インターン生に成果を求めるケースもあります。そのような場合、学業とインターンの両立が難しくなり、両方が中途半端になってしまう場合もありますので、バランスを見極める必要があります。

学業との両立にも関わりますが、アルバイトもしにくくなるでしょう。

生活が厳しい学生は、有給インターンを有効活用していきましょう。

結局、インターンシップには参加するべき?

就活の軸って何?見つけ方と面接で聞かれたときの王道返答パターン

コネクトインターンでは、インターンシップに参加することをおすすめしています。

就職先を決めるのは、人生で大きな選択の1つです。就職活動前に自分の適性を把握したり、業界・職種を知ることのできるインターンシップを経験することにより、本当に自分がやりたいことを見つけることに繋がります。

とは言っても学生は学業が本業ですので、本業に影響がない程度にインターンシップに参加することをおすすめしています。

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