インターン座談会に参加しないといけないけど、どういった質問をしたら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、インターン座談会で聞くべき質問やNG質問・NG態度を紹介しています
そもそも座談会と説明会の違いとは?
そもそも「座談会」と「説明会」の違いは何なのでしょうか。
まず、「説明会」とは、事業内容、事業規模、組織構造、ビジョン、ミッションといった基本情報や、具体的な業務内容を企業側から説明を受ける場です。
次に、「座談会」とは、就活生が社員とフランクに交流できる場で、企業説明会のように、社員の方から、事業や企業情報を説明されるということがないのが特徴です。
座談会は通常、説明会の後に開かれることが多く、事前に開催が通知される場合とされない場合があります。
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現役学生がインターン座談会に参加する目的とは?
上では座談会と説明会の違いを説明してきましたが、そもそも学生がインターン座談会に参加する目的やメリットは何なのでしょうか。
学生がインターン座談会に参加する目的・メリットは以下の2つです。
- 業界・企業・業務内容について知る
- 他の就活生の様子を見る
それでは詳しく解説していきます。
1.業界・企業・業務内容について知る
まず一つの目的としては、業界・企業・業務内容について知るということが挙げられます。
採用サイトや説明会では手に入らない社員の声を聞くことができるのが大きな特徴です。
自分なりに大切にしたいことや、どうしても譲れない部分、気になっている部分を企業側に質問することでより、自分がその企業に合っているかどうかということを研究することができます。
2.他の就活生の様子を見る
2つ目の目的は、他の就活生の様子を見るということが挙げられます。
特に、座談会は他の就活生も企業側に質問するので、その質問内容からその就活生がどのようなことを気にしているか、どれほど良質な質問をしているかを見ることが出来ます。
結果として、就活市場において、能力的に人物的に自分がどのポジションに位置しているのかということを知ることに繋がります。
【失敗しない】座談会前に準備したい事とは?
座談会でいい質問をするためには、どのような準備をすればよいのでしょうか。
座談会で失敗しないために、準備したいことは以下の2つです。
- ネットやSNSで質問例をひたすら集める
- 企業選びにおける自分の軸を明確にする
それでは詳しく見ていきましょう。
ネットやSNSで質問をひたすら集める
まず1つ目に、準備したいこととしては、ネットやSNSで質問例をひたすら収集し、会社や採用情報を徹底的にリサーチするということです。
ネットやSNSで調べれば、「私は○○な質問をしました」という情報はいくらでも見つかります。
例えば、Twitterだと、「イイねRTしてくれれば、私が就活したときに使った質問例を配布します~」というキャンペーンをしているアカウントは多く見つかります。
このように、先人の知恵を借りて、使えるものは使うというスタンスで、良質な質問を準備するようにしましょう。
企業選びにおける自分の軸を明確にする
次に準備したいこととしては、企業選びにおける自分の軸を明確にするということです。
企業を選ぶにあたって、自分が大切にしたいことは何か、自分が優先したいことは何かというような判断軸を明確にしておきましょう。
例えば、「社内の雰囲気が上下関係なく意見を言い合えるような風通しの良い組織がよい」といった具合です。
あらかじめ自分の判断軸を明確にしておくことで、企業側に対してどのような質問をすればよいかが思いつきやすくなります。
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【テーマ別】座談会で聞いた方がいい質問4選
ここまで、座談会までに準備したいことを確認してきましたが、ここからは、座談会で聞いたほうがよい質問を確認していきましょう。
座談会で聞くべき質問は以下の4種類に分類されます。
- 業務や事業、業界に関すること・社会に対する想いに関すること
- 会社の雰囲気に関すること
- 求める人物像に関すること・社員個人に対すること
- 採用に関すること
それでは詳しく見ていきましょう!
業務や事業、業界に関すること・社会に対する想いに関すること
まず一つ目に聞くべき質問は、「業務や事業、業界に関すること・社会に対する想いに関すること」です。
間違いなく、企業を選ぶ大きな判断軸になるので、定番の質問内容です。
具体的な質問例は以下の通りです。
- ○○さんの一日のスケジュールを教えてください。
- ○○という業務内容は具体的にどのようなことをするのですか。
- 仕事のやりがいは何ですか。
- 業界の中で御社はどのような立ち位置ですか。
- 御社は社会においてどのような部分を変えたいと考えていますか。
- 御社の事業の課題を教えてください。
以上のような質問を行うことで、企業の仕事内容であったり、社会や業界に対する姿勢を知ることができます。
会社の雰囲気に関すること
次に聞くべき質問は、「会社の雰囲気に関すること」です。その会社で働くうえで、会社の雰囲気が自分とマッチしているかどうかは重要な点になってきます。
企業サイトや説明会だけでは分からない部分が多く存在するテーマなので、入念に質問する必要があります。
具体的な質問例は以下の通りです。
- 社内の雰囲気についてどのように感じますか。
- 社内の雰囲気で改善されればよいなと考えていることはありますか。
- 上下関係はどのようなものですか。
- 男女で平等に活躍できる雰囲気になっていますか。
- セクシュアルマイノリティへの配慮は十分ですか。
以上のような質問を行うことで、会社の雰囲気のイメージがつきやすくなります。
求める人物像に関すること・社員個人に対すること
次に聞くべき質問は、「求める人物像に関すること・社員個人に対すること」です。
会社としてどのような人材を求めているのか、実際に社内にいる人たちがどのような人物なのかを知ることができます。
- どのようなスキルを持っている人が多いですか。
- 入社後活躍する人と活躍できない人の違いは何ですか
- 入社までに身に着けようとしてスキルや知識はありますか。
- 現在は社員としてどのようなことをインプットされていますか。
以上のような質問を行うことで、会社がどのような人材を欲しているかを知ることができます。
採用に関すること
最後に聞くべき質問は、「採用に関すること」です。
採用情報サイトや説明会では説明されないような情報を質問することが重要です。
具体的な質問例は以下の通りです。
- 新入社員が多く配置される部署はありますか。
- 採用の中で目を惹かれる学生はどのようなタイプですか。
- これまでで出会った学生の中で魅力的に感じた方の特徴を教えてください。
以上のような質問を行うことで、採用に関する詳細情報を知ることができます。
座談会NG!こんな質問や態度は要注意
ここまで、座談会で聞いた方がよい質問を紹介してきましたが、逆にしない方がよい質問は存在するのでしょうか。
ここからは、座談会ではNGな質問や態度を解説していきます。
座談会でしてはいけない質問や態度とは以下の2点です。
- 待遇や福利厚生の質問
- 自分ばかり質問/アピールしない/他の就活生を問い詰めない
それでは詳しく解説していきます。
待遇や福利厚生の質問
一つ目は、待遇や福利厚生に関する質問です。
聞き方とタイミングにもよりますが、開口一番に待遇や福利厚生の質問をするのは、待遇や福利厚生しか気にしていないという印象を与えかねないので避けたほうがよいでしょうか。
うまく前置きをしながら、穏やかな聞こえになるような質問を心がけましょう。
例えば、「残業は多いですか」ではなく、「プライベートの時間や家族との時間を大切にしたいと考えているのですが、残業時間はどの程度でしょうか」といった具合です。
自分ばかり質問・アピールしない・他の就活生を問い詰めない
2つ目は、自分ばかり質問したり、自己アピールしたり、他の就活生を問い詰める態度です。
必要な質問や、他の就活生の質問に対する深掘りなど、正当性のあるものは問題ありませんが、明らかに目立つことを狙っているなと企業側に判断されたり、場の雰囲気を意識できない人だなと判断されるような行動は避けましょう。
座談会で質問しないと採用に影響が出る?
座談会で質問をしないと、採用に影響は出るのかということが気になっておられる方もいると思います。
結論から言うと、それほど大きな影響は出ません。
以下、その理由を解説していきます。
企業側はあくまでも、座談会を就活生のための疑問解消の場として捉えており、学生を選別する場としては認識していません。確かに、きらりと光るような学生がいれば、目をつけるかもしれませんが、選別目的で座談会を開いていないので、基本的には採用に影響することはありません。
まとめ
インターンの座談会では、聞くべき質問とNG質問を適切に把握し、事前に準備をしていれば、良質な質問をすることができます!
自分なりにリサーチと思考を重ねて、万全の準備でインターン座談会に望んでくださいね!
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