長期インターンシップがおすすめな7つの理由

長期インターンシップがおすすめな7つの理由

就活を意識し、長期インターンシップを検討している学生の皆さんも多いと思います。長期インターシップは就活に活かせることはもちろんですが、これから将来に向けての自分自身のビジョンを考える上においても非常に貴重な体験になります。

最近では就活スケジュールが撤廃されたことにより、早期に長期インターンシップに参加する学生が増加しています。自分の興味ある業界・職種を経験したい、スキルを身に付けたいなど、様々な理由で長期インターンシップに参加する学生が増えてきています。

そこで今回は、長期インターシップの基本と長期インターシップがおすすめな理由やメリットを7つ紹介します。

長期インターンシップとは?

長期インターンシップとは?

長期インターンシップとは、3か月から数年間まで、長期間にわたって実施されるインターンシップを指します。長期インターンシップは学年を問わず募集されているケースが多いのが特徴です。

長期インターンシップは3か月から数年間長期で実施されますので、企業にとっては優秀な人材であれば採用していきたいという考えがあります。長期インターンシップは実際に企業の職場に入り実務を行っていくことが多く、有給でインターンシップが実施されるケースが多くなります。

ベンチャー企業などは、長期インターンシップの学生を学生であっても業務の戦力として使っていくという方針をもっている企業も多く、実務を求め、それに応じた給料を支払うという考えが定着しています。

長期インターンシップは、3か月から数年間長期でインターンを実施し、実務に携わることが多いため、社会人としてのビジネスマナーが身につき、インターンシップを経験する企業によって専門的なスキルと経験を積むことができます。また、職場のムードや人間関係を形成することができ、企業と学生のギャップが埋まれば就職につながる可能性が高くなります。

長期インターンシップの志望動機

長期インターンシップの志望動機

志望動機は、就活生がインターンシップに応募するとき応募書類に記入し、面接でも必ずその内容が聞かれます。そのためしっかり準備しておく必要があります。

志望動機について企業の担当者がチェックする点

志望動機について、企業の担当者がチェックする点は以下の3点です。

  • 欲しい人材であるかどうか
  • 意識の高さ
  • 企業研究度合

企業担当者が志望動機を聞く訳は、採用の目的である自社が欲しい人材を見極めたいからです。具体的には、学生の学びたいことと、自社のインターシッププログラムがどの程度マッチしているかを測ります。

応募の段階で、このマッチングの度合いを測ることで、自社にどのくらい興味を持っているのかを想定したいわけです。さらに、学生が自分の考えを明確に伝えることができるかどうかを確認し、表現力やコミュニケーション能力についてもみたいと考えています。

インターンシップで学べること

志望動機を考える際には企業担当者にチェックされる前述の3点を踏まえながら、実際にインターンシップに行くと何が学べるのかを理解しておく必要はあります。インターンシップで学べるのは以下の5点です。

  • 企業の雰囲気を感じることができる
  • 実際に仕事をした時の感じがわかる
  • 企業が何を求めているのかがわかる
  • 自分の課題が分かる
  • 応募企業で働きたいかがわかる

志望動機を書く手順

志望動機を書くためには以下の手順を踏むのが一般的です。

  • 自己分析
  • 企業情報の深堀
  • インターンシッププログラムの理解
  • 参加目的を明確にする
  • 書き出した参加目的を分析してまとめる
  • 志望動機にまとめる

志望動機を書くときの注意点

志望動機を書くときには以下の点に注意しましょう。

インターンシッププログラムの狙いを外さない

志望動機の作成では、インターシッププログラムの内容に沿って企業の狙いを外さないように注意します。

PREP法で記載する

志望動機を書くときには結論を先にいう、PREP法を使うと、伝えたいことが明確になり熱意がこもった文章になります。PREP法とは、Point(結論)、Reason(理由)、Example(事例)、Point(結論)の順番で組み立てる方法です。

たとえば、志望動機の中で「インターンシップで学びたいこと」について記載するときは次のように作成します。

  • Point(結論)「インターンシップで学びたいことは~」
  • Reason(理由)「その理由は~」
  • Example(事例)「自分の経験、体験、考え」
  • Point(結論)「インターンシップで学びたいことは~」

最後の結論に加えて自分の強みやアッピールポイントを記入するとポジティブで熱意が伝わります。

長期インターンシップのメリット・おすすめな理由

長期インターンシップのメリット・おすすめな理由

長期インターンシップのメリット・おすすめな理由は以下の7つになります。

就活でアピールポイントになる

長期インターンシップに参加するメリットのひとつが就活でのアピールポイントになる点です。長期インターンシップを経験している学生は、基本的なビジネスマナーを習得していて、基本的な業界や企業の業務について理解していると評価されます。

専門的な知識や技術を必要とする業界では、長期インターンシップで経験した業務内容が、就活でのアピールポイントとして使えるでしょう。

業界や企業との適性を確認できる

業界や企業との適性を確認できる点も長期インターンシップのメリット・おすすめの理由です。インターネットで調べた企業情報や業界情報だけでは、実際に自分にとって合っているのかを確認することは困難です。長期インターンシップに参加することで、業界や企業との適性が明らかになってきます。

新卒の新入社員の訳3割に当たる人が、入社3年以内に退職してしまうデータがあります。退職までには至らなくても、入社後にギャップを感じている新入社員は数多く存在します。長期インターンシップに参加することで、入社後にギャップを感じる可能性を低くすることができます。

長期インターンシップでは、本当に自分がやりたいことを見つけたり、やりたいことを実現するために勤めたいと思っていた業界や企業の実態を自分の価値観で感じることができます。

インターンをやりながらお金ももらえる

長期インターンシップでは業務にあたっての報酬がもらえます。長期インターンシップは自分の経験とスキルを蓄積でき、就活のためにも有効ですが、なおかつお金ももらえるので、学生にとっては大きなメリットになります。

長期インターンシップで有給のケースでは、企業によって給料は異なりますが、おおよそ時給換算で1,000円~2,000円が相場です。また、ベンチャー企業で実績を上げた場合、インターンシップの学生であっても数十万円のインセンティブが出るケースもあるようです。

社会人生活が経験できる

学生時代と社会人とでは、生活や考え方が大きく違います。学生の感覚で社会人生活が経験できる点は長期インターンシップ大きなメリットになります。大学は、狭い世界ですが、長期インターンシップで経験する世界は全く違った環境です。学生時代に違った環境での時間を過ごすことはインパクトのある大きな経験となります。

社会人になってからでは遅すぎる、社会人としての備えておくべき基本的なマナーも、長期インターンシップの中で自然と身につきます。また、学生の視線や価値観は企業にとっても新たな切り口として重宝させる場面があるかもしれません。

何も知らなくて当たり前ということが許される長期インターンの機会に自分の意見や考えを相手に伝える経験を積むことも大きな体験となるでしょう。

なりたい自分の将来像を想像できる

なりたい自分の将来像が想像できる点も長期インターンシップのメリット・おすすめの理由です。長期インターンシップでは、エネルギッシュに働く先輩若手社員から経営者まで、さまざまな社会人の働く姿を現場で見ることができます。

自分が将来どんな人物になっていきたいのか、具体的に想像することができるわけです。また、先輩社会人から、いろいろなアドバイスをもらえる点も長期インターシップで得られる貴重な体験です。

仕事の現場がみられる

企業で行われている仕事の現場がみられる点も長期インターンシップのメリットおすすめの理由です。ベンチャー企業などでは、長期インターンシップの学生であっても、新規事業の立ち上げに関連する業務に関わるケースが多くあります。

学生であっても、スタッフとして業務に関わることができるため、現実の業務と業務を遂行していくためのスキルと経験を身につけていくことができます。

意識の高い学生と接点が持てる

意識が高い学生と出会える点も、長期インターンシップのメリットおすすめの理由です。長期インターンシップに参加する学生の多くは、目的意識をもってスキルと経験を積もうという意識が高い学生です。そういった意味では、自分と近い考え方や価値観を持っている学生と出会える機会が多い場所でもあります。

大学では出会えないタイプの学生と接点が持て、就活をはじめ自分にとって貴重なコミュニティーを形成するチャンスにもつながります。

長期インターンシップの面接

長期インターンシップの面接

長期インターンシップに応募した場合の面接では、必ず聞かれると思われる質問が想定できますので、事前に準備しておく必要があります。ここでは代表的な質問を3つ紹介します。

志望動機

志望動機は必ず聞かれますので、企業研究と自己分析をしっかりと行って、内容を盛り込んで話せるように準備します。一般論にならないように、自分の経験やエピソードの組み込むことで、自分独自の志望動機が話せるようになり、他の学生との差別化がはかれます。

将来について

将来的にどんな目標をもってそのためにはどんなキャリアを積んでいきたいかといった、将来についてのビジョンも長期インターンシップの面談でよく聞かれる質問です。将来については、就活にあたって自分自身のためにもよく考えなければならないテーマですので、しっかりと自己分析を行い、分かりやすく回答できるように準備しておきます。

インターンシップで身につけたいこと

今回のインターンシップを通して身につけたいことについても、面接でよく聞かれます。まずは、企業が提案している今回の長期インターンシップの案内をよく見て、インターンシップでは何を目的としているのか、学生には何が求められているのかを考えます。

企業側のインターンシップの目的や学生に求めていることを考えたうえで、自分は何を身につけることができるのかを考えます。ここでは、回答が一般論にならないように注意が必要です。

一般論ではない自分自身の回答にするためには、「自分の強みを伸ばしたい」といった内容にするのが良いでしょう。そのためには自己分析を行い強みについて具体的に示せるように準備が必要になります。

長期インターンシップとバイトの違い

長期インターシップに限らず、学生の皆さんの中にはすでに企業に入ってアルバイトとして働いている人もいるのではないでしょうか。アルバイトと長期インターンシップに違いはあるのでしょうか。一般的にアルバイトは、誰にでもできる業務を低賃金でこなしてくれる労働力として考えられていることが多いはずです。

その点長期インターンシップは、企業が学生向けにプログラムを組んでいるケースが多く、企業側は単に安価な労働力というとらえ方はしていません。学生の将来的なキャリア形成の中で業務を経験してもらい、卒業後自社に務めることがあった場合は、入社後もギャップを感じることなく働いてもらいたいという目的で実施されます。

学生の立場で考えると長期インターンシップは経験を積むことができるうえで、お金をもらえるのですから、とてもありがたい話ですが、お金を稼ぐことが目的のアルバイトとは異なりますので、学業を重視することと、インターンシップ本来の目的を失わないようにしなければなりません。

長期インターンシップの探し方

長期インターンシップの探し方

長期インターンシップを探すためには、どんな企業を探せばよいのでしょうか。また、長期インターンシップが見つけやすいサイトはどのサイトが良いのでしょうか。

長期インターンシップに適した企業とは

長期インターンシップに適した企業には以下の3つがあるでしょう。

  • 学生の都合に合わせて柔軟に勤務体制が調整可能な企業
  • 勤務時間が比較的自由な企業
  • 報酬が業務量や質と一致している企業

長期インターンシップをサイトで見つける

長期インターンシップが見つけやすいサイトには以下のサイトなどがあります。

まとめ

長期インターンシップは期間が長く、学生にとって参加することによるメリットが多い取り組みです。一方で、時間をとられることが多いので、授業などに支障がないように、長期インターンシップを選択するときには注意が必要です。長期インターンシップでは、大学では得られない貴重な体験とスキルを身につけられますので是非チャレンジしましょう。

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