【必読!】インターンシップ参加時に気をつけるべき7つのこと

インターンシップ参加時に気をつけるべき7つのこと

インターンシップは企業研究にも役立ちますが、今でも就活の採用に有利になると考えて積極的に参加する人も多いでしょう。確かに採用担当者や、企業のキーパーソンに会うこともあるインターンシップでは、気をつけるべきマナーがたくさんあります。

そこで今回は、インターンシップ参加前、参加時、参加後に気をつけるべきことについて解説します。

インターンシップは本当に採用につながるのか?

インターンシップは本当に採用につながるのか?

以前からインターンシップに参加すると就活の採用に有利になるという都市伝説のようなものがあります。インターンに参加しようと考えている人の中には、このように就活を有利に進めたいと考えて動く人もいるのではないでしょうか。

インターンシップへの参加が直接的に内定を有利にするものを裏付けるデータはありませんが、マイナビでは以下のような調査結果を公表しています。

そのデータとは、「インターンシップに参加した経験がある人とない人の間に内々定率の違いはあるのか」というものです。
インターンシップに参加した学生の内々定率は全体の76.6%であり、インターンシップに参加した経験がない学生よりも21.4ポイント高くなったというデータが得られました。(参考:マイナビ https://saponet.mynavi.jp/column/corp/interntwice20-2-2/

このデータは、インターンシップに参加した学生が贔屓されて内々定をもらえた、というものではありません。

しかし、インターンシップに参加した学生のうち、多くが内々定に結びつくような就活に有利な情報を得たり、独自の学生コミュニティを形成し、それが内々定に結果的に繋がった可能性は予測されます。

このことから、インターンシップへの参加が直接内定に結びつくということは言い切れませんが、内定に有利になる貴重な情報や関係性の構築が行われる可能性を考えると、本当に働きたいと考えている企業のインターンシップには積極的に参加する意義が大いにあると言えるでしょう。

インターンシップ参加前に気をつけるべき3つのこと

インターンシップ参加前に気をつけるべき3つのこと

人の第一印象は、その後も強く維持されるものです。だからこそ、インターンシップが始まる前に良い印象を持ってもらえるよう、細心の注意を払いましょう。

気をつけること1:参加までの担当者との連絡でビジネスマナーに気をつけよう

インターンシップ参加は、就活サイトや企業のサイトから申し込む場合が一般的です。フォームに必要事項を入力して、あとは企業の担当者とメールやSNSなどでやりとりを重ねて行きます。この時のやりとりの中で、ビジネスマナーをきちんと守ることに気をつけましょう。

具体的には、迅速なレスポンスを心がけることと、言葉遣いに気をつけることです。メールの返信は、基本的に受信に気が付いたらすぐに、遅くとも24時間以内に行うようにしましょう。尊敬語・謙譲語を使い分け、丁寧ながら冗長にならないように簡潔な表現が適切です。

これはどちらも、企業の担当者の企業な時間をできるだけ取らないようにするためのものです。忙しい業務の合間を縫って、インターンシップのための準備をしてくれている担当者のことを思えば、迅速なレスポンスも、丁寧な言葉遣いも自然と出てくるものかもしれません。

ただ、言葉遣いについては電話の際などに、ふと普段の言葉遣いが反映されるものです。インターンシップの参加時期前に、自分の言葉遣いについて振り返り、大学のキャリアセンターのスタッフや家族からフィードバックを受けておくとよいでしょう。

気をつけること2:企業とインターンシップについてよく調べておく

インターンシップでは、実際に業務を体験することもあります。業務はどんなに小さなものでも、企業の売り上げ・業績に影響を及ぼす可能性があるものです。

どんな企業で、どのような事業を行なっていて、どのような企業と取引をしているのか、またインターンでは学生がどこまで体験できるのかについて、事前によく確認しておきましょう。

例えば外資系の企業ならビジネス英語を勉強したり、広告代理店なら過去の広告作品を調べるなどしても良いでしょう。企業側の担当者としても、企業のことをよく調べてくれていることは好印象に繋がります。

気をつけること3:インターンシップ前に選考がある場合は適性検査の対策をしておく

大企業のインターンシップや、人気企業のインターンシップでは、選考試験を設けている場合があります。このような場合、OB・OGがいる場合は選考試験で出題されたことがある適性検査について質問するのも有効な手段です。

情報がなくても、SPI3、玉手箱あたりの対策本で事前に勉強しておくようにしましょう。対策本の中には、過去にどのような企業で使用されてきたのかを明かしているものもあります。

また、時事問題を出題されることもあるため、オンラインでも良いので、新聞記事をチェックしたり、Youtubeのテレビ局運営チャンネルでニュースを確認しておくのもおすすめです。

インターンシップ参加中に気をつけるべき3つのこと

インターンシップ参加中に気をつけるべき3つのこと

いよいよインターンシップに参加することになったら、服装から態度まで気をつけることがたくさんあります。参加前に確認しておき、インターンシップが内定に良い影響を及ぼせるものにしましょう。

気をつけること1:服装は色と柄に気をつける

人の第一印象を決めるのは、外見が大半です。外見の中で自分でコントロールできるのは、服装や持ち物でしょう。

インターンシップでは、企業側から特に指示がない場合には、スーツでの参加が必須です。色は、黒・紺・濃いめのグレーなど、落ち着いた色を選びましょう。柄はできるだけ無地が望ましく、もし柄が入っていても、薄いストライプなどにとどめておくことをおすすめします。

持ち物は、ビジネスバッグ、筆記用具、スマホ、ハンカチ・ティッシュがあれば大丈夫です。IT系の場合はタブレットやノートパソコンを持参しても良いでしょう。バッグはブランド物を避け、自立できるタイプのものを選びましょう。

気をつけること2:挨拶は大きな声で、笑顔で、誰にでも分け隔てなく行う

インターンシップを企業が受け入れるのは、若くてフレッシュな人材を迎えて、社内をリフレッシュするという目的もあります。インターンに求められている役割を意識することも大切です。

また、挨拶はビジネスマナーにおける基本の「き」です。ここで気をつけたいのは、人によって態度を変えず、いつでも最高の挨拶をすることです。採用担当者にはきちんと挨拶するのに、おそらく自分と変わらない年代の社員はスルーしてしまう…ということがないようにしましょう。

実際にあった話ですが、インターンの学生が採用担当者と上役に非常に態度が良かったのに、20代の社員は完全にスルーしていました。実はその20代の社員が教育係で、就活の一次面接試験の面接官であり、その学生は一次面接で落とされたということがあります。どの社員がどのような役割を任されているのかは、一見ではわからないため、社内で顔を合わせる人には分け隔てなく挨拶するように心がけましょう。

気をつけること3:受け身ではなく積極的に仕事を見つける

インターンの学生でよくあるのが、初めての参加で何をしたらいいのか分からず、社員からの指示があるまで動かないということです。企業側が実務で忙しく、担当者がインターンに十分な指示が出せないこともありますが、実は、何の指示もせずに学生の動きを見ているという企業もあります。

このようなケースもあるため、インターンに参加したら、指示を待つのはやめましょう。もちろん、すでに企業側が組んだプログラムがある場合は、そのプログラムに沿って行動します。ただ、プログラムの中で疑問や質問があったら、放置せずにすぐに質問しましょう。

さらにプログラムで指示された内容が早めに終わって手が空いたら、すぐに社員に声がけをしましょう。「何かできることはありませんか?」「この部分が誰も手をつけていないようなのですが、私がお手伝いさせていただいてもよろしいでしょうか?」などと積極的な姿勢で臨む学生は、インターンでも高く評価されます。

もしも採用した場合、積極的な勤務態度で働いてくれることを予想しやすいからです。

ただし、質問や声がけの際は、社員の様子を伺い、適切なタイミングで行うことが重要です。急ぎの仕事の間は声をかけず、少し手が空いている人を見つけたり、声をかけても答える余裕がある時を見計らうようにしましょう。

インターンシップ参加後に気をつけるべきたった1つのこと

インターンシップ参加後に気をつけるべきたった1つのこと

インターンシップが終わったら、そこで安堵していてはいけません。企業に良い印象をつけることができるように、インターンシップに参加した後も以下の2つのことに気をつけましょう。

気をつけること:お礼メールは個性を出して、当日中に送る

インターンシップ最終日の勤務が終わったら、当日中に担当者に宛ててお礼メールを送りましょう。この時大切なのは、よくネットで拾えるような定型文にしないことです。

定型文は、数々のインターンを迎えている企業担当者なら、一瞬で見抜くものです。せっかく送るのですから、「定型文か」と読み飛ばされないよう、オリジナリティのある文面にするように気をつけましょう。

おすすめは、インターンで経験した「学んだこと」と「反省点」「改善点」を盛り込むことです。特に反省点と改善点はセットで記載することで、仕事への意識の高さが自ずと企業に伝わります。

「企画会議の際、専門用語が聞き取れずに議事録がすべて取りきれなかったことが心残りです。このような機会がありましたら、専門用語についてはその場で調べ、抜け漏れのない議事録作成に勤めて行きたいと思います。」など、具体的であればあるほど、担当者が「読む価値のあるお礼メール」になるでしょう。

まとめ:インターンシップ参加前から準備を整え、常に意識を高く持って挑もう

企業側は、通常業務の手を止めてインターンへの時間を割いてくれています。失礼のないように、服装や持ち物、挨拶などの基本的なマナーを厳守しましょう。さらに、積極的な姿勢でインターンに臨んでいることを示すことが大切です。自ら質問し、動き、感じたことや勉強になったこと、反省したことを率直にお礼メールで送ることで、あなたの印象は格段に良くなります。

ここで紹介してきた7つのことに気をつけて、企業側の配慮に最高の態度とパフォーマンスで応えることができれば、インターンシップはより就活に有利に働くものとなるでしょう。

これから長期インターンシップを行う学生が読むべき本7選!」で、インターンシップ前に読むべきビジネスマナーの本などを紹介していますので、こちらを参考にしてみると良いと思います。

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