インターンシップを充実させるためには、業界や企業研究も大切ですが、前日までに行う持ち物の準備もとても重要です。
インターンシップに参加する際には、絶対必要な持ち物から、万が一の事態に備えておくと良いものまで揃えておくと、より安心して参加できます。
- インターンシップに必須の持ち物
- 万が一に備えてあると安心の持ち物
- より充実したインターンシップにするために必要な準備
インターンシップ前日までの準備をする際に、ぜひ参考にしてください。
【大前提】企業が指定した持ち物を必ずチェック
まず、インターンシップ参加の準備を始める前に、企業から送られてきたインターンシップの案内メールを確認しましょう。
多くの場合は、必要な持ち物が記載されています。企業が指定した持ち物は、忘れずに持っていくようにしてください。
また、持っていないものは購入したり、持ち物について不明点があれば企業へ確認したりする必要があるので、案内メールが送られてきた段階ですぐ内容を確認することが大切です。
万が一持ち物を忘れてしまうと「メールをしっかり読んでいない」と、あまり良くない印象を与えてしまいます。
もし、メールに持ち物が特に記載されていなかった場合は、これから紹介する持ち物を用意してくださいね。
インターンシップに必須の持ち物5選
ここからは、インターンシップに参加する際に必ず持っていくべき持ち物を5つ紹介します。
5つの持ち物は、こちら。
- 筆記用具
- ノート・メモ帳
- 腕時計
- ハンカチ・ティッシュ
- 会場までの地図
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
①筆記用具
まず、ひとつめは筆記用具です。
講義や座談会の内容をメモしたり、グループワークで話し合いをする場で情報を書き出したりする際に必要となります。
また、基本的に持っていくのはボールペンにしましょう。シャープペンシルや鉛筆の場合、書き間違えた際に消しゴムを使うとゴミが出てしまうので企業に失礼です。
また、自分用のメモを書く場合は、フリクションでも問題ありません。ただし、交通費の精算など正式書類を書く際は使えないので、ボールペンも合わせて持っていくことをおすすめします。
②ノート・メモ帳
必要な内容を書きとるために、ノート・メモ帳も必須です。場合によっては、立ちながらメモすることもあるので、A5サイズやA6サイズなど片手で持ちやすい小ぶりのものがいいでしょう。
また、併せてスケジュール帳も用意しておくと、今後の選考予定などをすぐメモできるのでおすすめです。
③腕時計
インターンシップの最中は、基本的にスマートフォンは開けません。そのため、時間を確認できるように腕時計は必ずつけていきましょう。
中には、ビジネスパーソンとして腕時計の携帯は必須と考えている人もいます。そのため、スーツに合う派手過ぎない落ち着いたデザインのものを選びましょう。
また、グループワークを行う際の時間確認でも腕時計は活用します。あらかじめ時間にズレがないかも確認しておいてくださいね。
④ハンカチ・ティッシュ
身だしなみを整えるために、ハンカチ・ティッシュも必ず用意しておきましょう。
ハンカチは、腕時計同様にビジネスの場であることを意識して落ち着いたデザインの物を持っていくようにしてください。
ティッシュは、メイク直しの際やメガネの汚れを拭く際に役立ちます。余分に持っておくと安心です。
⑤会場までの地図
当日遅刻をしないように、インターンシップ会場までの地図も忘れずに用意をしてください。駅から近い場合でも、初めて行く場所では迷ってしまうこともあります。万が一に備えた準備を忘れずに。
スマートフォンの地図アプリに加え、念のため会場までの地図をプリントアウトしておくとより安心できます。
インターンシップ参加時に持っていると安心できる持ち物
ここからは、持っておくと安心できる持ち物を紹介します。
- 学生証・保険証などの身分証明書
- 予備の現金・クレジットカード
- クリアファイル
- 充電器
- 折り畳み傘
- ソーイングセット
- 歯ブラシ
- 飲み物
- 【女性】予備のストッキング
それぞれの持ち物について、紹介していきます。
①学生証・保険証などの身分証明書
大手企業や複数の企業が入るビルの場合、入館時に身分証の提示を求められる場合があります。また、受付で確認する企業もあるので忘れずに持っていくようにしましょう。
基本的には、学生証があれば大丈夫です。また、住所などの確認ができる保険証・マイナンバーカードでも代用できます。
②予備の現金・クレジットカード
会場までの交通費や昼食代に加え、予備の現金やクレジットカードも持っていきましょう。
万が一、電車が止まって間に合わない場合にタクシーに乗ったり、忘れ物をして必要なものを購入したりするなど、予想外の出費が起こり得るからです。
③クリアファイル
会社案内のパンフレットやインターンシップでの資料などを入れるために、クリアファイルがあると便利です。
頂いた資料は、企業の方が時間をかけて丁寧に作ったものです。折り曲げずにクリアファイルに入れて、きれいに保管しましょう。
また、クリアファイルは基本的に透明や無地のものがベストです。キャラクターものなど、派手な柄のクリアファイルを持っていくのは控えてくださいね。
④モバイルバッテリー
インターンシップに参加する際は、会場を調べるのにスマートフォンのバッテリーをかなり消耗してしまうこともよくあります。
途中でバッテリーが切れて焦ってしまわないように、しっかり充電済のモバイルバッテリーを持っていくようにしましょう。
⑤折り畳み傘
急な雨に備えて、折り畳み傘があると安心です。雨予報でなくても、常に入れておくと間違いないでしょう。また、梅雨の時期は必須です。
もし、雨に濡れてしまうと、髪型やメイクが崩れてしまいます。少し余分な荷物に感じるかもしれませんが、万が一に備えてカバンに入れておいてくださいね。
⑥ソーイングセット
インターンシップへの参加を重ねて、何度もスーツを着用しているとボタンが取れてしまうこともあります。
針とスーツやシャツの色に合わせて白と黒の糸が入ったソーイングセットも用意しておきましょう。カバンの中でかさばらない小さなケースに入ったものがおすすめです。
⑦歯ブラシ
朝から夕方まで1日かけて行うインターンシップの場合は、エチケットとして歯ブラシを用意しておきましょう。歯磨きをすることで、気持ちを切り替えて午後のプログラム内に参加できるようになります。
また、ゆっくり歯磨きする時間が無かった場合に備えて、マウスウォッシュも用意しておくとより安心です。
⑧飲み物
インターンシップの途中にリラックスできるよう、飲み物も持っていきましょう。
特に夏場は移動中の熱中症対策も兼ねて、必ず持ち歩くようにしてくださいね。
⑨【女性】予備のストッキング
女性は、必ず予備のストッキングをもち歩くのがおすすめです。
インターンシップや就職活動では、ヒールを履いて長距離歩くことも多いので、ストッキングが破れてしまうおそれが高まります。
また、万が一破れたストッキングでインターンシップに参加してしまうと、企業側に身なりが整っていないと思われてしまいます。
常に、2つほどカバンにいれておくと安心です。
充実したインターンシップにするため準備しておくべきポイント
最後に、より充実したインターンシップにするために持ち物以外で準備しておくべきことを3つお伝えします。
- 自己紹介
- 企業への質問
- 身だしなみを再確認
インターンシップ当日に、持ち物以外でも焦ることがないよう、確認していきましょう。
①自己紹介
まず、インターンシップではグループワークや社員の方と話をする際に自己紹介をするケースが多いです。初対面の方の前で話す際に、落ち着いて伝えられるよう事前に準備しておくといいでしょう。
自己紹介では、次の内容を伝えるのがおすすです。
- 名前
- 学校名・学部・学科
- インターンシップに参加した理由
まず、名前・学校名・インターンシップへ参加した理由は、必ず伝えられるように準備しておいてくださいね。
加えて、趣味や特技、所属しているサークルや部活なども伝えると、より自分自身のことが伝わりやすくなります。
②企業への質問
次に、企業への質問です。どのインターンシップでも、基本的に企業が質疑応答の時間を設けてくれます。事前に必ず持っていくべきノートやメモ帳に質問事項をメモしておくと、スムーズに質問がしやすいです。
ただし、企業理念や月収など、ホームページや募集要項を確認すればわかることは聞かないよう注意しましょう。
③身だしなみを再確認
就職活動と同様に、インターンシップでも第一印象はとても大切です。インターンシップでの印象が本選考に響く場合もあります。
そのため、インターンシップ前日までに一度髪形などを整えたうえでスーツを着用して、身だしなみを確認しておきましょう。
身だしなみを確認する際は、次のポイントを意識してチェックしてみてください。
ヒゲ(男性):ビジネスの場で無精ひげはマナー違反なので注意
スーツ:汚れやシワがついていないか
ネクタイ(男性):汚れやシワがないか、またビジネスの場面に適したデザインか
スカート丈(女性):座った時に膝が見えないくらいの丈がベスト
バッグ:A4サイズの書類が入る大きさがおすすめ、また汚れや傷がないかも確認を
靴:基本的に黒。女性のパンプスのヒールは、3~5cm程度のものにしましょう。
身だしなみに不安を感じたら、美容室で髪形を整えたり、スーツを新調したりするなど、当日安心して参加できるよう準備してくださいね。
まとめ
インターンシップに安心して参加するためには、前日までの準備がとても重要です。
まずは、企業からのインターンシップへの案内メールの確認を。当日必要な持ち物が記載されているか確認し、わからない点があれば早めに企業へ問い合わせをするようにしてくださいね。
最後に、インターンシップ必須の持ち物と持っていると安心できる持ち物を一覧にまとめました。ぜひ、準備の際に活用してくださいね。
必須の持ち物 |
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持っていると安心できる持ち物 |
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