インターンがどうしても怖いと感じてしまう人は多いのではないでしょうか。しかしながら、そう感じているはあなただけではありません。
また、適切な対処法を知っていれば、「怖い」という感情を受け入れきちんと乗り越えることが出来ます。
そこでこの記事では、インターンを怖いと感じてしまう理由や対処法をご紹介しています。
インターンが怖いと感じる理由とは?
インターンを怖いと感じてしまう理由は何なのでしょうか。
その理由とは以下の3つが考えられます。
- 自分の能力が発揮できるのか
- 他のインターン生と上手くできるのか/コミュ力に不安がある
- 学歴やスキルに自信がない
それでは詳しく見ていきましょう。
1.自分の能力が発揮できるのか
インターンを怖いと感じてしまう理由の一つに「自分の能力が発揮できるか不安になってしまう」という点があります。
見知らぬ人が多く、慣れない環境で緊張し、本来のパフォーマンスを発揮できなかった経験がある人も多いのではないでしょうか。
そこでインターンの緊張対策としておすすめなのが、ルーティンを作っておくことです。
日本語に直訳すると習慣といいます。自分なりの決まり事を作り、緊張を緩和し集中すること。
こうして普段からルーティンを作ることで、インターンでも焦らずに最大限自分の力を発揮することができます。
例えば、こんなルーティンを設定してみてはどうでしょうか。
- 分からないことがあればメモをして後で会社の方に質問する
- 一日〇回は発言する
- 自己紹介の定型文を決めておく
など、方法は無限に考えられます。
さらに重要なのが、ルーティンで得た経験を振り返ることです。
インターンに複数参加し、毎回きちんと振り返りを行うことで、徐々に自分の能力を発揮するために必要なことが分かってきます。
やり方はとても簡単で、日々以下のような内容をノートにまとめて反復するだけです。
- その日、その週で学んだことは何か
- 成果に対して自分が貢献できたこと/できなかったこと
- 他人と比べて、自分が発揮していた強み/弱み
このように日々の業務はルーティンを組み仕組み化しつつ、インターンの終了後に振り返りをまとめるだけで、成長することができます。
2.他のインターン生とうまくできるか・コミュ力に不安がある
インターンでは「他のインターン生とのコミュニケーション」に対して不安を感じている人が多い傾向にあります。
初対面の就活生ばかりで、関係を作らなくてはいけない点や、見ず知らずの相手とインターンを受けなければならない点は社会経験がない就活生にとって不安の原因となってしまいます。
しかし、他の就活生も同じような不安を感じていることも多く、「私もみんなと仲良くできるか不安だったんだよね」「緊張するよね~」などと打ち明けみるとインターンが一気に楽しくなる可能性があります。
皆不安に感じている中で、勇気を出して話しかけてみると他のメンバーから反応をもらえ、コミュニケーションは取れるはずです。無視されるようなことはないので、積極的に声をかけてみましょう。
3.学歴やスキルに自信がない
インターンを怖いと感じてしまう理由の3つ目は、「学歴やスキルに自信がない」ことがあげられます。
「他の参加者の学歴が高く自分には自慢できるようなスキルなんてない」と負い目を感じてしまう人もいるのではないでしょうか。
たしかに、学歴やスキルがずば抜けている就活生は一部存在するかもしれませんが、「一部」であることを意識しておくことが重要です。
高学歴で高スキルな学生は一部であることを理解し、今最大限自分にできることをコツコツやることも大切です。
特に新卒採用の場合は、あなたのひたむきさや努力できる姿勢を高く評価することも多いので、安心してチャレンジしていきましょう!
インターンが怖いと感じた時にすべきこと4選
ここまでインターンが怖いと感じてしまう理由を説明してきました。では、その対処法はあるのでしょうか。
ここでは、インターンが怖いと感じた時に乗り切るための4つのポイントを紹介します。
怖いと感じた時にやるべき4つのポイントは以下の通りです。
- 本番までに入念に準備する
- 怖いのはみんな同じだと考える/仲の良い友達を作る
- 家族や友人に即LINEする
- 自分が過去に乗り越えたことを思い出す
それでは詳しく解説していきます。
1.本番までに入念に準備する
まず1つ目は、「本番までに入念に準備する」です。
インターンの時に起こりそうなことを事前にを想定して、準備することで、いくらか不安を軽減させることができるでしょう。
例えば、「企業研究」「業界研究」「OBOG訪問」などを通じて、その企業や社内の雰囲気をつかんでおくことで、ある程度は対策になります
準備すべき項目の例は以下の通りです。
- 公式HPや業界の関連ニュースはチェックしておく
- 基本的なビジネスマナーを改めて復習しておく
- これまで自分がしてきた自己分析を振り返っておく
- 持ち物や交通機関の下調べをしておく
面倒くさがらず丁寧に準備を進めて、万全の状態でインターンに臨めるようにしましょう。
2.怖いのはみんな同じだと考えて仲の良い友達を作る
インターンが怖いと感じたとにすべきことの2つ目は、「怖いのはみんな同じだと考えて仲の良い友達を作る」ことです。
自分の不安を共有できる友達を作ることで、自分の不安を減らすことができるでしょう。
例えば、インターンで出会った他の就活生に「ご出身はどこですか」「インターンは慣れておられるんですか」などの何気ない会話を持ちかけてみてもいいかもしれません。
- 就活の調子はどうですか
- この業界を希望されておられるんですか
- 大学はどこに通っているんですか
友達ができると、1人では怖くてできないこともできるようになり好循環が生まれるので、勇気を出して友達を作ってみましょう。
3.友人や家族に即LINEする
3つ目は、「友人や家族に即LINEする」です。
やはり不安になった時に、頼れる家族や友人に連絡する安心することができるのではないでしょうか。
例えば、友人や家族に事前に「インターンで不安になったら連絡するから、その時は慰めてね」などと伝えておくと良いかもしれません。
慣れ親しんだ友人や家族の声を聴いて、リラックスし、エネルギーを入れなおすようにしましょう!
4.自分が過去に乗り越えたことを思い出す
最後に気持ちを奮い立たせるためにやってみて欲しいのが、「自分が過去に乗り越えたことを思い出す」ことです。
自分が過去に経験した困難を思い出すことで、今回も乗り切れるのではないかと自信を取り戻せることができます。
例えば、「あの時自分はどう乗り越えたんだろう」「今回にも応用できないかな」などと冷静に振り返ってみるのもいいかもしれません。
また、事前準備として、これまで自分が乗り越えてきた困難とその方法を、ノートなどにまとめて、見返すことができるようにしておくのも1つの手です。
意外と過去の自分に学べることがあったり、過去の自分の方がタフだったりしますよ!
パターン別インターンの乗り切り方
ここまでは、インターンが怖いと感じたときの対処法を紹介してきましたが、ここからはパターン別に対処法を紹介します。
- コミュ障だと感じる人の場合
- インターンに一人で参加する人の場合
それでは解説していきます。
コミュ障だと感じる人の場合
コミュ障の人の乗り切り方は以下の2点です。
- コミュ障だからこそできる役割を見つける
- オウム返しを多用する・表情だけでも豊かになる
それでは詳しく解説していきます。
1.コミュ障だからこそできる役割を見つける
コミュ障だと感じる人がインターンを乗り切る方法の1つ目として、「コミュ障だからこそできる役割を見つける」ことが挙げられます。
例えば、次のような役割が考えられます。
- ファシリテーションをする
- 聞き役に徹する
- 論点整理を積極的に行うようにする
このように積極的に発言しなくても、果たすことできる役割は存在します。
加えて、積極的に発言する人だけでなく、このような役割の人も企業側は積極的に評価する傾向にあります。
「コミュ障だから何もできない」ではなく、「コミュ障だから」できることを見つけるようにしましょう!
2.オウム返しを多用する・表情だけでも豊かになる
コミュ障だと感じている人がインターンを乗り切る方法の2つ目として、「オウム返しを多用する・表情だけでも豊かになる」ことが挙げられます。
例えば、何も返事をしないよりも、相手が言ったことをそのまま「そうなんですね~、○○なんですね~」と返事するだけでも印象がグンと変わります。
また不愛想な顔をしているよりも、表情だけでもにこにこしている方が、印象が良いです。
このように、オウム返し&表情をうまく利用して、周りにアピールすることも大切です。
インターンに一人で参加する人の場合
インターンに一人で参加する場合どのような乗り切り方があるのでしょうか。
インターンで一人で参加する人の乗り切り方は以下の2点です。
- 早く友達を作る/SNS上で友達を作る
- 企業の人に相談にのってもらう
それでは詳しく解説していきます。
1.早く友達を作る・SNS上で友達を作る
インターンで1人で参加する人の乗り切り方の1つ目は、「早く友達を作る・SNSで友達を作る」が挙げられます。
例えば、SNSでは、就活仲間を募集している人は数多く、Twitterなどで#○○卒などと検索してみると見つけることが出来ます。
DMを重ねて仲良くなると、直接会ったり、それができなくても、オンラインで相談にのってもらうことも可能になるかもしれません。
やはり一人だと何かと勇気が出なかったり、頼れなかったりすることが多いものですので、根本的に解決することが一番の対処法と言えます。
2.企業の人に相談にのってもらう
インターンで1人で参加する人の乗り切り方の2つ目は、「企業の人に相談に乗ってもらう」が挙げられます。
これは、友達も作れなかった時に使用する最終奥義のようなものです。
不安に感じていることや自信がないことについて、企業の人に相談にのってもらいましょう。
個人的に連絡をすれば、少しの時間なら相談にのってもらえる可能性があります。
まとめ
インターンは確かに怖いと感じてしまうものです。しかしながら、そう感じているはあなただけではありません。また、適切な対処法を知っていれば、怖いという感情を受け入れ、きちんと乗り越えることが出来ます。
本記事で紹介した対処法のうち、自分にあったものを見つけて、ぜひインターンを攻略して行ってくださいね!
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