野村総合研究所ってどんな企業なの?
転職で入社するのは難しい?
転職を狙うならどんな方法がおすすめ?
野村総研に興味があってこの記事に辿り着いた人は、このような疑問を持っているのではないでしょうか。
結論、野村総研はコンサルティング・金融ITソリューション・産業ITソリューション・IT基盤サービスの4つの領域で事業を展開している企業です。
野村総研では30種類以上のポジションが用意されており、正社員の約30%が中途採用の社員で構成されていますが、日本を代表するシンクタンクということもあり、転職難易度は高いといえます。
野村総研に転職したい場合は、doda・パソナキャリア・リクナビネクストなどを活用するのがおすすめです。
本記事を読めば、野村総研の会社概要や転職難易度、準備しておくべきことや具体的な転職活動の方法まで一通り理解できるでしょう。
野村総合研究所(野村総研)の事業内容は?4つの事業を徹底紹介!
名だたる企業である野村総合研究所(野村総研)は、幅広い事業を展開しています。その主な4つの事業について、内容を見ていきましょう。
それぞれ解説していきます。
1. コンサルティング
野村総合研究所の代表的な事業の1つがコンサルティング。野村総研といえばコンサルティング、とイメージする方も多いのではないでしょうか?
日本最大級のコンサルティングファームである野村総研は、組織・人事改革からイノベーションなどあらゆる課題に対し、国内にとどまらずグローバルなコンサルティングを提供しています。
中でも事業戦略の立案や業務改革のソリューション提案などの経営コンサルティングに長けているのが特徴です。
2. 金融ITソリューション
様々な事業を手掛けている野村総研ですが、特に得意としているのが金融ITソリューション。国内株式市場においては50%以上、日本国債では30%以上、投信では70%以上が同社のサービスを利用しているという実績を誇ります。
証券や資産運用など、金融業界における受託システム開発や運用アウトソーシングを中心にITソリューションを提供。また、共同利用型サービス(ASP SaaS型)等は、従来「所有する」形態であったITサービスを「利用する」形へとシフトした、同社オリジナルのサービス形態です!
3. 産業ITソリューション
金融業界のみならず、野村総研のITソリューションが広く利用されているのが産業界。同社の強みはITにより新たな付加価値を見出すビジネスモデルの提案です。
私達の生活に身近な例を挙げると、小売業に国内初となる本格的なPOSシステムを構築したのは同社の実績。現在もバックオフィスのIT化などの先進的なサービスで、ビジネスをIT化するコーポレートITを構想・推進しています。
4. IT基盤サービス
社会全体がITを活用することが当たり前となった現代。リモートワークの普及も相まって、そのベースとなるシステム基盤の重要性はますます高まっています。
野村総研はその革新的なIT技術をもって、マネージドサービスやセキュリティサービス、イノベーションや各種ソリューションサービスなどを提供し、ビジネス基盤を支えています。
野村総合研究所(野村総研)の中途採用状況|転職の難易度は?
日本を代表する企業である野村総研ですが、転職先の候補として考える人も多いのではないでしょうか。ここからは、野村総研の採用情報・転職の難易度について解説していきます。
中途採用状況
野村総研の正規雇用労働者の中途採用比率は、2018年度29%、2019年度38%、2020年度27%となっています(公表日:2022年1月31日)。※1
従来は大学新卒者の採用に注力していた野村総研ですが、近年は中途採用枠を拡大する方針を策定、コンサル未経験者の採用も行っています。これは中途入社で長期に実績を残す社員が増えたためであり、待遇の面でも新卒採用者と中途採用者の差が無くなりつつあるようです。※2
【参考】
※1)NRI採用情報「よくある質問」
※2)クライス「面接官の本音 vol.132 株式会社野村総合研究所」
現在募集しているポジションは30種類以上・ポジションの紹介
野村総研では様々なポジションを設けており、その数は実に30種類以上。ここでは代表的な4つの事業であるコンサルティング・金融ITソリューション・産業ITソリューション・IT基盤サービスで現在募集中のポジションをご紹介します。※1
①コンサルティング
職種:システムコンサルティング
募集職種:ITマネジメントコンサルティング、ITアーキテクチャーコンサルティング
など8職種
②金融ITソリューション
募集職種:証券トレーディングシステムの企画・開発・運営、証券会社に向けたDXソリューションの企画・開発 など19職種
③産業ITソリューション
募集職種:産業系システムコンサルティング、データサイエンティスト、クラウドサービスエンジニア など9職種
④IT基盤サービス
募集職種:アプリケーション基盤エンジニア、ネットワークエンジニア など9職種
【参考】
※1)NRI「職種一覧」
野村総合研究所(野村総研)への転職難易度は高い!口コミから調査
野村総研への転職は難しいのでしょうか。転職の難易度や口コミ・評判について解説していきます。
野村総研への転職難易度は高い
野村総研は国内を代表するシンクタンク。シンクタンクとは、各ジャンルを専門とするプロフェッショナルがリサーチを行い、分析結果からクライアントに提言する研究機関のことであり、言葉が意味する通り頭脳集団を指します。
そのシンクタンクの中でも国内最大手である同社の野村総研に激戦は必至。転職難易度は非常に高いと言えるでしょう。
野村総研の口コミ・評判
野村総研で実際に働く人の評判や口コミは気になりますよね。リアルな声を元に、その評判を解説していきます。
口コミ
野村総研へ中途採用で転職された方々による面接・選考についての口コミをご紹介します。※1
特に同業他社と比べた志望動機の説明が詳細に求められた。 質問では「自身を動物に例えると何か」「学生時代に頑張ったこと」などを訊かれ、ごく一般的な面接という印象を受けた。 30代前半・男性(ビジネスコンサルタント)
これまでのキャリアで具体的にどのようなことをして、どのくらいの成果を出したのか、その経験は入社後にどのようにバリューを発揮できるかを論理立てて説明し面接官に納得してもらう事が大切。 20代後半・女性(プロジェクトマネージャー)
特異的な質問などが飛んでくるというわけではないものの、志望動機や自分の経歴をしっかり整理し、論理立てて説明することが求められる様子。
不安であれば、転職エージェントを利用し、面接対策を行ってもらうのもおすすめですよ。
評判
大手転職サービス「doda」の発行する「転職人気企業ランキング2021<総合>」では、野村総研は88位にランクインしています。野村総研への転職の難しさ・競争率の高さがお分かりいただけるかと思います。※2
【参考】
※1)転職会議「株式会社野村総合研究所の転職レビュー」
※2)doda「社会人が選ぶ“働きたい企業”第1位は?転職人気企業ランキング2021<総合>」
野村総合研究所(野村総研)に転職するために準備すること
野村総研への転職は、難易度が高いのが現実ですが、不可能ではありません。転職成功の鍵は、徹底した事前準備にあります。
ここでは、準備すべき以下2点について解説していきます。
自分の情報を整理しよう
まず、自分の経歴や今後のキャリアの展望について、じっくり整理する時間を取るのがおすすめです。以下に自己分析のポイントをまとめていきます。
1.自分のキャリアやスキルを棚卸する
今後のキャリアを考えたり、今までのスキルの棚卸をするためには、自己分析が不可欠。「自分が今後どうなっていきたいのか」や、「今できることは何か」を考えてみましょう。
以下の観点で考えていくと、自己分析がスムーズに進みますよ!
- 仕事における優先順位を考える
- 今まで携わってきた仕事の得意・不得意を考える
- 就職したい企業や就きたい仕事について、「なぜ」目指したいのか考える
1.仕事における優先順位を考える
給与を上げたい・出来ることを増やしたい・マネジメントをしたい等、人によって方向性は様々です。自分の優先順位は何なのか考えてみましょう。
2.今まで携わってきた仕事の得意・不得意を考える
これまでの社会人生活で、様々な仕事を経験していると思います。考えることが得意なのか、実行することが得意なのかこれも人によって様々です。
また、得意なことを伸ばしていきたいのか不得意なことを出来るようになりたいのかでもキャリアの方向性は変わってきます。キャリアに正解はありませんので、とことん自分と向き合ってみましょう
3.就職したい企業や就きたい仕事について、「なぜ」目指したいのか考える
野村総研に入社したい理由を再度考えてみましょう。「価値観が合いそう」「自分が得意なことを活かせそう」等、貴方ならではの理由があるはずです。
なぜ野村総研が良いのかをしっかり考えることで自己分析にもつながり、志望動機もスラスラと答えられるようになりますよ!
2.履歴書・職務経歴書を作成する
大手企業では入社希望者も多いため、採用担当者は毎日何件もの書類に目を通しています。書類選考で目に止まるためには、「経歴・スキル」「志望動機」「キャリアプラン」など、詳細にかつ端的に記載しましょう。
特に、「経歴・スキル」と企業の採用要項に載っている「求める経験」がマッチすれば書類選考が通りやすくなります。
また、転職エージェントを利用すると、多くのノウハウを蓄積しているプロのアドバイザーから書類の添削やアドバイスを受ける事が出来ます。積極的に活用していくと良いでしょう。
野村総合研究所(野村総研)の企業研究をしよう
事前準備として、自己分析だけでなく、企業をよく調べておくことも重要。よく調べて志望動機を練ることで、熱意を伝えられます。ここからは、企業研究のポイントをまとめていきます。
1.どんな人が活躍しているかを知る
野村総合研究所の採用サイトでは、中途入社をされた社員の方々のインタビューを閲覧することが出来ます。
どんな人がどのような想いで入社し、今どんな仕事をしているのかを知ることでより具体的に働くイメージを持てること間違いなしです!面接時の話のきっかけにもなるので、目を通しておくのがおすすめです。
2.どんな職種の募集があるかを知る
野村総研では、幅広い職種の募集があります。また、コンサルタントという同じ職種でもDXコンサルタントやシステムコンサルタント等色々な職種があるのが特徴です。
自分の強みや経験・挑戦したいことに合わせて応募職種を選びましょう。
野村総研の求人アリ!おすすめ転職サイト・エージェント3選
ここからは、野村総研に転職したいと考える人向けに、おすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。特に転職エージェントは、全面的に転職活動をサポートしてくれるので、不安がある人はぜひ相談してみてください。
それぞれ紹介していきます。
1. doda(デューダ)
dodaの特徴
- 履歴書を書かずに、多数の会社に一括でエントリーできる
- 転職のプロによる手厚い選考対策
- 女性転職者の支援実績・求人も豊富
最初にご紹介するのが、業界トップクラスの求人数を誇るdoda。転職希望者一人ひとりにキャリアアドバイザーがつき、経歴やスキル・要望を丁寧にヒアリングしてくれるため、初めて転職をする方におすすめです!
2. パソナキャリア(PASONA CAREER)
パソナキャリアの特徴
- 求人数が多く、幅広い業界や職種の求人を掲載
- 独占案件が多い
- コンサルタントのレスポンスが早い
パソナキャリアは取引企業数は累計16,000社以上、転職者数も250,000人以上と非常に多くの転職希望者に利用されている転職エージェントです。
常時40,000件以上の求人を掲載しているため、ご自身のスキル・希望とマッチする求人を見つけやすいという特徴があります。
3. リクナビネクスト(リクナビNEXT)
リクナビネクストの特徴
- 企業から直接オファーを受け取ることができる
- 営業職、IT・Webエンジニア、事務・管理職の求人数が豊富
- 「グッドポイント診断」で自分の強みや客観的な視点からの特性を分析できる
リクナビネクストは国内大手人材紹介会社のリクルートが運用する転職サイトです。1977年からサービス開始され、長年の実績を積み上げているため、転職者・企業側双方からも高い信頼・評判を獲得しています。
野村総合研究所(野村総研)の選考を受ける前にしっかり事前準備をしよう
上記を踏まえて、NRIの選考を受けるにあたっては「自己分析」「企業研究」「なぜNRIなのか?」「履歴書・職務経歴書の作成」を入念に準備しましょう。特に「自己分析」と「履歴書・職務経歴書」の作成については、客観的な視点からのアドバイス・添削を受けたいところ。
転職サイトやエージェントを活用し、プロの意見も取り入れつつ内定獲得を目指してはいかがでしょうか。
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