インターシップの倍率はどれくらい?就活生必見|インターンシップごとの難易度や選考対策方法を紹介

インターンシップを行う企業も参加する学生も年々増えている中、気になるのがインターンシップの倍率です。

この記事では、インターンシップの倍率についてや高倍率のインターンシップに通過するポイント、そしてインターンシップに応募する際の企業の選び方について解説していきます。

この記事を読んで志望する企業でインターンシップできるように準備していきましょう。

この記事でわかること
  • インターンシップの倍率について
  • 高倍率のインターンシップに通過するポイント
  • インターンシップに応募する企業の選び方

インターンシップの倍率は?

インターシップの倍率は?

リクナビの調査によると、インターンシップの全体の倍率は2.6倍でした。

しかし、これは全体の倍率で、企業や職種によって大きく異なります。

特に大企業や人気企業は今でも申込みが殺到しており、企業によっては何百倍というレベルまで倍率が上がっています。

インターンシップの倍率は高い、ということは認識しておきましょう。

1Day インターンシップ

1Dayインターンシップは、半日または1日のみ実施されるインターンシップです

開催日が他のインターンシップより多く、複数日エントリーできるため比較的倍率が低くなるようです。

多くの企業が実施している形のインターンシップで、主に企業説明などの座学や短時間のワーク、社員との座談会がほとんどです。

気軽に参加できるので、就活に向けてどんな企業や業界があるのか幅広く知りたいという方にはおすすめです。

短期インターンシップ

短期インターンシップは、2日〜1ヶ月間の短期間で実施されるインターンシップです

インターンシップの中で、1番倍率が高くなると言われています。

企業説明や社員との座談会に加えて、グループワークや仕事体験を通して業界・企業のイメージを掴む内容になっています。

短期インターンシップは、実際の就職活動の選考につながることもあり、すでに志望する業界や企業が決まっている方は、積極的に挑戦してみると良いでしょう。

ほとんどの短期インターンシップは、参加前に選考があるので、選考に備えて準備をしておくことも大切です。

長期インターンシップ

長期インターンシップは、1ヶ月以上の長期間に渡り実施されるインターンシップです

長期のインターンシップは不定期に募集がかかり、採用人数も少ないため、倍率は高くなると言えるでしょう。

募集人数や募集時期はかなり不定期なので、もし少しでも将来を考えている人には、仕事に

他のインターンシップと違い、社員と一緒に働き、給与も支払われることがほとんど。

実際に業務を行うことで、より具体的にその業界・企業で働くイメージを持つことができます。

学生のうちから働いて実務経験を積みたい!即戦力になりたい!と考えている方には長期インターンシップがおすすめです。

また、長期インターンシップの場合、働きぶりによってはそのまま内定をもらえることもあります。

長期インターンシップも選考がありますので、参加希望の方は選考に備えて準備をしておきましょう。

企業によって倍率は違う

インターンシップの種類によっても倍率は違いますが、企業によっても倍率は違ってきます。

特に、大企業や学生に人気の就職先ランキング上位にランクインしているような人気企業はインターンシップも応募者が殺到します

大企業や人気企業は必然的に倍率が高くインターンシップであっても選考は厳しいものになるので、応募する際は頭に入れておきましょう。

インターンシップの現状

文部科学省の調査「令和元年度 大学等におけるインターンシップ実施状況について」によると、4人に1人の学生がインターンシップに参加しています。

出展:株式会社ディスコ

学生のインターンシップ参加率は年々増加傾向にあり、2022年卒の学生の参加率は87.8%でした。

一方で、昨年の企業のインターンシップ参加率が減少しているのは、コロナの影響から実施を見送る企業も多かったことが原因です。

現在は、インターンシップをオンラインでインターンシップを実施する企業が増えています。

オンラインのみの開催が増加したことで、地方に住む学生でも参加するハードルが低くなり、よりインターンシップに参加しやすい環境になっていきています。

高倍率のインターンシップに通過する4つのポイント

高倍率のインターンシップに通過する4つのポイント
学生
どうしてもインターンシップをしたい企業があります。
その企業は高倍率なんですが、選考を通過するコツはありますか?
コンサルタント
人気企業はインターンシップであっても選考を通過するのは難しいと思って下さい。ですが、選考を通過するためにできる対策もあります。
4つのポイントを紹介していきますので、参考にしてみて下さい。

ポイント①インターンシップに参加する目的を持つ

インターンシップに参加する目的をはっきりさせておきましょう。

高倍率のインターンシップは必ず選考があり、エントリーシートの提出や面接があります。

そのとき、「なぜその企業のインターンシップに参加したいのか」を自分の言葉でアピールする必要があるからです。

インターンシップに参加する目的が不明瞭だと、選考に不利になってしまう可能性もでてきます。

インターンシップに参加したい企業がある場合は、次の2つを徹底的に考えて自分の言葉で話せるようにしておきましょう

  • なぜその企業のインターンシップを受けたいのか
  • インターンシップを通して、どうなりたいのか

ポイント②自己分析をする

エントリーシートや面接では、自分自身のことについて深掘りして聞かることが多いです。

そのとき、きちんと自己分析できていないと表面的な答えになってしまい、選考を通過できない可能性も出てきます。

自己分析で重要なのは、過去の経験から自分の強みや弱みや自分の判断軸を明確にしていくことです

きちんと自分のことを分析できれば、自分に向いている仕事も見つけやすくなります。

自己分析はいろんな方法があるので、自分のやりやすい方法を見つけて進めていきましょう。

自己分析とは別に、家族や友人に自分のことを聞いてみることもおすすめします。

自分では気がつかないことを発見でき、それがさらに深い自己分析に繋がるため効果的と言えます。

ポイント③エントリーシートを充実させる

インターンシップへの準備にはエントリーシート対策も重要です。

実際に多くの学生のインターン選考時には以下のような内容が良く聞かれていました。

  • 志望動機
  • 自己PR
  • 学生時代に頑張ったこと

こういった内容は、他の学生もかなり考えてきている事が多く、最適な回答をするには事前の対策が重要となります。

例えば、志望動機で面接官に好印象を与えるためには「なぜその企業でなければいけないのか」を考える必要があリます

業界の最前線で働く担当者に響く志望動機を考えるためには業界・競合他社などの企業研究は必須とであることは言うまでもありません。

業界・企業研究は将来就職活動をするときにも役立つので、インターンシップでも準備しておきましょう。

また、エントリーシートをさらに充実させるために、第三者にエントリーシートを見てもらいましょう。

なぜなら、自分で書いた文章は自分では客観的に判断しづらいからです。

これまでの先輩たちは、下記のような方々にエントリーシートを見てもらっているようです。

  • 家族
  • 友達
  • ゼミの先生
  • 大学の就職センター職員
  • 先輩(OB・OG含む)

第三者が文章を読むことで、「ここはもっとアピールしたら?」、「ここがわかりづらい」など文章に対するフィードバックがもらえます。

自分で書くだけでは、文章が自分本位になりがちですので、誰かに見てもらった上でより完成度の高いエントリーシートを目指しましょう。

ポイント④面接対策をする

面接の対策も必要です。

面接で答える内容も重要ですが、面接時の態度も非常に重要です。

  • 入退出の作法
  • 姿勢良く座る
  • ハキハキと話す
  • 身だしなみを整える
  • 笑顔を忘れない

上記は意識すれば誰でもすぐに改善できるポイントです。

面接で話す内容も重要ですが、基本的な面接でのマナーも気をつけておきましょう

また、最近はオンラインで面接する機会も増えています。

オンライン面接の場合は、当日スムーズに行うためにも、接続方法に問題がないか事前に予行練習をしておくことをおすすめします。

インターンシップに応募する企業の選び方

インターンシップに応募する企業の選び方
学生
インターンシップに応募したいと思っていますが、企業選びをどうすればいいのかわかりません。企業の選び方に何かコツはありますか?
コンサルタント
インターンシップに応募する際に、企業選びは大事なポイントです。
インターンシップを実施している企業の探し方から選び方まで詳しく解説してきます。
ぜひ参考にしてみて下さい。

インターンシップ募集サイトで企業を見る

まずは、インターンシップを行っている企業を探します。

探し方としては主に4つの方法があります。

  • 就職サイトで探す
  • 企業HPで探す
  • 大学の就職センターで探す
  • OB・OGから紹介してもらう

志望業界が漠然としている場合は、就職サイトや大学の就職センターなどでたくさんの募集情報を集めながら徐々に決めていくと良いでしょう。

また、募集サイトにはインターンシップのプログラム内容や選考方法も記載されていますから、確認した上で参加したい企業を絞っていきましょう

開催期間や開催方法(対面かオンラインか)についても確認しておきましょう。

自分に合った企業を選ぶ

自分に合った企業を選ぶことも大事です。

自分に合った企業とは、自分の興味のある業界・企業を指すだけではなく、自分の適性に合った企業のことも指します

自己分析して自分の強みや弱みがわかると、自分の強みを活かした職業はどんなものがあるかイメージしやすくなります。

自分の強みを活かした職業であれば、実際に働く際にフィットする確率も高くなります。

相性を見るためにも、自分の適性に合った企業選びは大切です。

インターンシップに参加することで、就職志望度が上がったり、これまで興味のなかった業界への志望度が上がったりする学生が多いこともインターンシップの特徴でありメリットです。

就職活動時に、自分がどの業界・企業に向いているのか迷う学生も少なくありません。

インターンシップで業界や企業のイメージを把握できていると、将来自分がどういうことをやりたいのか、何に興味があるのかを絞りやすくなります。

そのためインターンシップの経験が、就職活動本番を迎えたときにも、志望先や自分の適性などで迷うことが少なくなると言えるでしょう。

インターンシップのメリットをフル活用しよう!

インターンシップで得られるメリットはたくさんあります。

メリットをフル活用しましょう。

インターンシップのメリット
  • 参加した業界
  • 企業で働くイメージが持てる
  • 就職活動での志望先選びに役立つ
  • 就職活動での選考を有利に進められる可能性がある

参加した業界・企業で働くイメージが持てる

インターンシップを通して、参加した業界・企業で働くイメージが持てることはメリットの一つです

働くイメージが持てると、将来就職活動を行う際にも業界・企業研究がスムーズに行えます。

それにより、インターンシップで得た業界・企業や業務内容への理解は就職へ活かすことができます。

就職活動での志望先選びに役立つ

インターンシップに参加することで、就職志望度が上がったり、これまで興味のなかった業界への志望度が上がったりする学生が多いこともインターンシップの特徴でありメリットです。

就職活動時に、自分がどの業界・企業に向いているのか迷う学生も少なくありません。

インターンシップで業界や企業のイメージを把握できていると、将来自分がどういうことをやりたいのか、何に興味があるのかを絞りやすくなります

そのためインターンシップの経験が、就職活動本番を迎えたときにも、志望先や自分の適正などで迷うことが少なくなると言えるでしょう。

就職活動での選考を有利に進められる可能性がある

就職活動での選考を有利に進められる可能性があることもメリットの一つです

これは、多くの人にとって魅力的なのではないでしょうか。

インターンシップの内容次第では、選考を有利に進められることもあるようです。

特に志望業界や企業がはっきりしている人には、選考のチャンスを増やすという意味でも、インターンシップに参加しておいた方が良いと言えます。

まとめ

インターンシップの倍率は、特に大企業や人気企業は必然的に倍率が高くインターンシップであっても選考は厳しいものになるでしょう。

しかし、インターンシップに通過するために自分で対策できることもたくさんあります。

希望する企業でインターンシップができるようきちんと対策をして選考に臨みましょう!

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