Q:企業はなぜわざわざインターンシップを開催するの？

インターンシップに申し込もうと考えています。企業側がインターンシップをする理由はどこにあるのでしょうか？

A：優秀な人材をミスマッチなく採用するためです。

業種・職種を問わず多種多様な企業がインターンシップを開催していますが、その最大の理由は「優秀な人材を確保すること」「ミスマッチのない採用をすること」にあります。

特に長期インターンでは採用の側面が強く、長期的に学生を育てることで入社後に即戦力で働いてくれることを期待しています。

そのため、インターンに参加することで就活が有利に働くことがあり、大学1.2年性からインターンを募集している企業では、優秀な学生を早期獲得を目的としている企業もあります。

また、自社を理解した学生が採用できるため、「こんなはずではなかった」「イメージと違う会社（学生）だった」という認識のズレを防ぐ目的もあります。

インターンシップは、学生だけでなく企業にとってもメリットの大きいイベントです。

インターンシップ開催のメリット

企業理念や仕事内容を正しく理解してもらえる

企業としては、企業理念や仕事内容を正しく理解してもらうことで、自社に興味を持った学生に応募してもらいやすくなるメリットがあります。

学生にとっても実際の業務内容と、イメージの相違点を減らすことができるため、ミスマッチの少ない採用が叶うため、学生、企業双方にメリットがあります。

意欲や能力の高い優秀な学生を確保できる

大学1.2年生からインターンシップを募集している場合、意欲や能力の高い優秀な学生を発掘しやすくなります。

直接声をかけて1次選考に進んだり、場合によっては直接役員面接に持ち込んだりすることもできます。

また、インターンシップを経て学生能力をじっくり見て理解できるため、選考にかける時間も短縮しやすくなる効果も期待されています。

こういった理由からインターンに参加することで、就活が有利になることは間違いありません。自分の良さをアピールする場として業務に当たるとより良いでしょう。

知名度を上げやすい

企業側の目線では、就活サイトだけでなくインターンシップ紹介サイトやプレスリリースに出すことで、自社の知名度を上げやすくなります。

「応募は躊躇うけれど、見学を兼ねてインターンシップに参加してみたい」という学生を呼び込みやすく、宣伝・広報にもなることが分かります。

まずは応募してくれる学生の数を増やすため、インターンシップに乗り切る企業も多いのです。