インターンシップではマナーに気を付ける

インターンに参加すると就活の内定率に関係あるって本当?参加するべき人とは?

 

学生

インターンに参加するとしないのでは就活の内定率が変わると聞いたんですが本当ですか?

内定を獲得するためにはインターンへ参加するべきでしょうか?

社会人

インターンと就活の内定率について気になっているようですね。

全てではありませんがインターンに参加することによって、就活の内定率に関係することがあるのは事実ですよ。

インターンの参加を検討している人の中には「インターンに参加した方が就活に有利では?」と考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「インターンと内定率」との関係性について解説すると同時に、インターンに参加すべき人の特徴とインターンでの評価ポイントを解説していきますね。

インターン参加で本選考の内定率は上がるのか?

最近では就活ルールの撤廃を背景に就職活動が早期化したことに伴い、インターン市場は急速に拡大しています。

グラフを見ても分かる通り、学生のインターン参加率は8割を超え、1人複数社のインターンに参加することは当たり前の時代になりました


参照:マイナビHP_2021年卒 マイナビ大学生 広報活動開始前の活動調査

こうしたインターン参加率の増加の背景には「少しでも早く内定を獲得したい」という希望を持っている学生が多くいるのですが、実際にどの程度インターンから内定に繋がるのか見てみましょう。

企業がインターンを開催する目的は?

そもそも、企業側がインターンを開催する目的は企業に実施したアンケートによると、

  • 「仕事理解の促進」
  • 「入社意欲の高い学生を絞る」
  • 「採用を意識し学生のスキルを見極める」

の3つが上位に位置しています。


参照:リクルートキャリア/就職みらい研究所 _ 「就職白書2020」「就職白書2019」

インターンを通じて、

  • 「自社の採用を促進すること」
  • 「仕事理解を深めて入社時のミスマッチを防ぐこと」

を大きな狙いとしていることがわかりますね。

具体的には、インターンを通して業界や仕事理解を深め、雰囲気や人間関係など細部までを知ってもらうことで採用活動に繋げていきたいと考えているのです。

また、深刻な人手不足を抱えている企業にとってはせっかく人材を確保しても早期離職をされては非常に困りますが、大卒社員の離職率は入社3年目までに約30%と非常に高く、離職の主な原因は「入社時のミスマッチ」によるものです。


参照:厚生労働省 _ 「新規学卒者の離職状況」

苦労して確保した人材に辞められないように企業側としても、インターンを通してリアルな情報を伝えることで仕事理解を深めることに注力していくのです。

インターンの種類によっては内定率に関係がある

実際、インターンの種類によってはインターンの参加有無によって内定率に関係があることは事実です。

インターンと内定率の関係性
  • 短期インターン:企業説明や職場見学のみのインターンは内定率に影響なし
  • 中長期インターン:グループワークを伴うインターンや2週間以上のインターンは内定率に影響あり

そもそも、企業によっては本選考のエントリー条件に「インターンの参加」という基準を設けているところもあります。

また、本選考のエントリー条件ではない企業でも下記グラフから読み取れる通り、インターンに参加することで内定に関係する可能性は高くあるようですね。


参照:リクルートキャリア/就職みらい研究所 _ 「就職白書2020」

採用目的でインターンを実施している企業は当然ですが、採用目的としていない企業でも象に残っている参加者は本選考の場でも良い印象を持って選考を行うため、結果的にインターンが採用に直結するケースは多くあると理解できるでしょう。

早期選考の企業はインターンが選考の一部になっていることも

インターンに参加することで早期選考に案内されることがあります。

インターン経由の早期選考ルートに乗れば、通常選考よりも優遇された比較的短いステップで内定まで辿り着くことが可能です。

企業によってはインターン参加者全員に案内するところもあれば、インターンで優秀と認められた人のみに案内するケースもあります。

社会人
早く内定がほしいと考えている人は早期選考を実施している企業のインターンに参加するといいですよ。
インターンに参加して評価が高ければ内定率がぐっと上がることでしょう。

インターンに参加すべき人の特徴

学生
インターンに参加することで内定率に関係があることは理解しましたが、
どういった人がインターンに参加するべきなのでしょうか?

社会人
インターンに参加することで内定率に影響があるので、早く内定が欲しい人はインターンに参加するべきですね。
ただ、早く内定を獲得できる以外にもインターンへ参加するメリットはあるのでそこも理解しておきましょう。
参加することで内定率に関係があるインターンですが、参加すべき人の特徴は主に次の3つです。
インターンに参加すべき人の特徴
  • 早期に内定を獲得したい人
  • 業界や企業理解を深めたい人
  • ミスマッチを回避したい人
それぞれの特徴を詳しく解説していきますね。

早期に内定を獲得したい人

インターンに参加すべき人の特徴の1つ目は、『早期に内定を獲得したい人』です

インターンを採用目的や本選考のエントリー条件にしている企業があるため、就活解禁時期以前に「早期に内定を獲得したい」と考えている人はインターンに参加すべきでしょう。

インターン経由で内定を出す企業のインターンに参加することで、早期に内定の獲得に近づきます。

また、志望する企業ではなくても早期に内定を獲得することによって「1社から内定をもらった」自信にも繋がることからインターンに参加することはおすすめですよ。

業界や企業理解を深めたい人

インターンに参加参加すべき人の特徴の2つ目は、『業界や企業理解を深めたい人』です

企業のホームページや会社説明会に参加するなどして業界や企業理解を深める方法はありますが、それだけで知れる情報には限界があります。

そのため、実際にインターンに参加して就業体験をすることで、仕事の理解が深まり、さらにはその企業の雰囲気を掴むことができるでしょう。

実際の企業に入って経験を積むことで、仕事だけでなく、業界の特徴も理解できるため、業界や企業理解を深めたい人にとってはインターンは最適な選択です。

ミスマッチを回避したい人

インターンに参加参加すべき人の特徴の3つ目は、『ミスマッチを回避したい人』です

入社3年以内に離職する人の多くは企業や仕事内容とのミスマッチが原因だと考えられています。

そのため、長く続けられる企業に出会うためには、入社前に企業を理解しミスマッチを回避することが重要です。

インターンに参加することで、その企業の実態を把握できるので、入社前後のギャップを回避することに繋がりますよ。

「就職で後悔したくない」と考えている人はインターンに参加してミスマッチを回避していくようにしましょう。

インターンで評価される人とは

学生
私は企業とのミスマッチだけは回避したいので、インターンに参加した方がいいですね!

 

社会人
そうですね!
あと早期の内定に拘っていないとしてもインターンに参加して高評価を得ることで就活を有利に進めやすくなりますよ。
なので、インターンに参加するのであれば評価される人の特徴を理解しておいて下さいね。

最後にインターンに参加するにあたって高評価を得るポイントについて解説します。

インターンで評価される人の特徴は主に次の3点です。

インターンで評価される人の特徴
  • 主体性を持って参加している
  • コミュニケーションが活発
  • インプットの速度が早く、アウトプットが適切

それぞれを詳しく解説していきますね。

主体性を持って参加している

インターンで評価される人の特徴の1つ目は、『主体性を持ってインターンに参加している人』です

慣れない環境でインターンを行う場合でも、分からないからといって指示を待っているだけではいけません。

「自分はインターン生(学生)だから」というお客さん意識を持つのではなく、インターン生として企業の一員という意識で、積極的に行動して学ぶ姿勢を見せることが大切です。

企業としてはスキルの高い人材を確保したいと考えていると同じく、

  • 主体的に取り組む
  • 成長意欲の高い

このような人を求めているので、インターンに参加した際は意欲的に取り組んでアピールに繋げていきましょうね。

コミュニケーションが活発

インターンで評価される人の特徴の2つ目は、『コミュニケーションが活発な人』です

インターン生同士のコミュニケーションだけでなく、社員とコミュニケーションが取れているかも見られているポイントの1つです

たとえ、インターン生同士で会話が活発であっても、萎縮や遠慮で社員とコミュニケーションを図れないと残念ながら評価には繋がりません。

インターン生を受け入れる社員側もインターン生から積極的にコミュニケーションを図ろうとしてくれると、その分だけ印象に残ります

積極的にコミュニケーションを図ることで、社員に良い印象を与えるため、インターン生同士だけでなく社員とも活発なコミュニケーションを心掛けましょう。

インプットの速度が早く、アウトプットが適切

インターンで評価される人の特徴の3つ目は、『インプットの速度が早く、アウトプットが適切な人』です

インターン経由で内定を得るためには自らの能力の高さをアピールすることが重要であり、そのためには、

  • 教えられたことを素早く吸収(インプット)
  • 教えられたことを適切に実行に移す(アウトプット)

といった自分の能力をアピールすることが求められます。

教えたことに対する覚えが早く、覚えたことをすぐに実践できれば「要領がよい」という評価に繋がりますよ。

このように、企業は「インプットの速度が早く、アウトプットが適切な人」を非常に魅力的に感じるため、高い評価を得ることができるでしょう。

インターンに参加することで内定率を高めよう

いかがでしょうか。

今回は内定を獲得するためにはインターンに参加した方がいいのか気になっている方向けに、インターンと内定率との関係性について解説しました。

実際にインターンに参加することで内定への確率は高まる企業があることも事実ですので、早期に内定を獲得したい人は必ずインターンに参加するようにしましょう。

また、早期内定が目的でなくても、インターンに参加で高評価を得ることができれば本選考に有利になることから、インターンに参加するメリットは大きいと言えます。

インターンに積極的に参加することで、内定率を高めていきましょう。

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