【例文付き】1Dayインターン参加後の好印象なお礼メールの書き方
1dayインターンシップの参加の場合でもお礼メールを送ることは非常に重要です。しかし、ビジネス文書になじみがない大学生にとって、企業へのお礼メール作成はわからないことだらけですよね。
そこで今回は、ビジネス文書に馴染みのない学生でも綺麗なお礼メールを送るための、4つのポイントについて解説していきます。
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- 【1dayインターンシップ】参加後にお礼メールを送るメリット3つ
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- いつ誰に送る?【1dayインターンシップ】お礼メールの内容を徹底解説
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- 【マナー違反は逆効果!】インターンシップのお礼メール注意点
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- 【好印象を残すなら手書き!】インターンシップお礼状の書き方&注意点
例文も紹介するので、人事担当者の心に響くお礼メールを送って、企業に好印象を残してくださいね。
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【1dayインターンシップ】参加後にお礼メールを送るメリット3つ
インターンシップ参加後にお礼メールを送るメリットは、以下3つです。
- 自分の熱意を伝えられる
- 人事の好感度が上がる可能性がある
- 頭の中の整理に役立つ
インターンシップ参加後にお礼メールを送ることは、必須ではありませんが、上記3つのメリットがあるため、送った方が良いと言えます。
特に、あなたと同じインターンシップに参加した学生の多くがお礼メールを送っていない場合、企業の印象に強く残るため、その後の選考にも有利になる可能性があるでしょう。
また、インターンシップでは、参加企業の社員が学生のために貴重な時間を割いているため、お世話になったお礼として送ることが望ましいです。
それでは、メリットを順番に解説していきます。
自分の熱意を伝えられる
インターンシップ参加後にお礼メールを送ると、企業にあなたの熱意が伝わります。
経済産業省によると、インターンシップの実施を「新卒採用活動の一環」と考えている企業の割合は、62%(出典:経済産業省)と言われ、インターンシップへの参加で企業にアピールできると、就職に有利になります。
特に、募集要項に本選考に関わる旨が記載されている企業の場合、お礼メールでしっかりとあなたの熱意を伝えることが大切です。インターンシップへの参加での学び、参加して良かったと思うことなどを企業に伝え、あなたの熱意をアピールしましょう。
また、熱意のこもったお礼メールを素早く送ると、社会人の対応としてもプラスになります。
インターンシップのお礼メールも早めに送ると、入社後に誠実で仕事ができる印象になり、「あなたが社会人になってからの振る舞い」を企業にイメージさせることも可能です。
人事の好感度が上がる可能性がある
お礼メールの送信で、人事の好感度が上がる可能性があります。あなたは、インターンシップ実施が企業の負担になっていることを知っていますか?
インターンシップを実施しない企業の理由で最も多いのは、「受け入れ側の社員の負担が大きいため」です。
さらに、インターンシップを実施した企業の課題・負担の上位2つは「指導役を務める社員の負担」「受け入れの準備(仕事の選定など)」です。(出典:経済産業省)
企業は、インターンシップを当たり前のように実施している訳ではなく、負担になりながらも実施しています。誰でも大変な思いをして行ったことに対して感謝されたら、とても嬉しいですよね。
あなたからの気持ちのこもったお礼メールが届いたら、人事担当者も「インターンシップを実施して良かった!」と感じ、あなたへの評価も高評価になる可能性があるのです。
また、人事担当者は本選考で面接官を担当する可能性も高いため、インターンシップで良い印象を残しておくと、就職活動でプラスになります。
頭の中の整理に役立つ
インターンシップ後にお礼メールを書くと、頭の中の整理に役立ちます。
お礼メールは誰でも書けるような内容では意味がないため、以下のように振り返りが必要です。
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- なぜインターンシップに参加したのか
- どんなことを学んだのか
- 失敗、成功したこと
- 社員からどんなフィードバックがあったのか
お礼メールではインターンシップをしっかりと振り返り、あなたにしか書くことができない文章を書きましょう。
振り返りを行うことで頭の中が整理され、向き/不向きや得たもの、価値観などが見つかる可能性があります。
いつ誰に送る?【1dayインターンシップ】お礼メールの内容を徹底解説
1dayインターンシップのお礼メールは、当日中の送信がベストですが、送る時間帯にも注意が必要です。
社会人の中には、深夜のメール送信を非常識と思う人もいるため、メール作成が夜遅くなってしまった場合、翌日の朝がベターです。
お礼メール送信は、「早ければ早いほど効果的」です。志望度の高い企業には、できるだけ早い段階でお礼メールを送ることで企業側にもあなたの気持ちが伝わります。ただし、インターンシップから1週間以上たってしまった場合は逆効果なので、送らない方が無難です。
具体的にお礼メールの内容を解説すると以下の5つのポイントがあります。
- 感謝の気持ち
- 成長できたと思うこと
- 企業の良かったこと
- 社員から学んだこと
- 参加前後での気持ちの変化や意気込み
インターンシップのお礼メールを書くとき、誰でも書けるような内容の薄い文章は、企業の担当者の心に響かず、送っても意味がありません。上記の内容すべてを盛り込む必要はありませんが、印象に残ったことを盛り込むと、気持ちが伝わりやすいです。
ポイントは、あなたの考えや経験が盛り込まれた、オリジナリティのある文章を書くことです。
感謝の気持ち
企業への感謝の気持ちは、必ず入れましょう。
特定の社員にお世話になった場合は、その方の名前も文章に盛り込み、文の始めまたは、始めと終わりに感謝の気持ちを取り入れると効果的です。
成長できたと思うこと
インターンシップでは、実際の業務体験やグループワークなど、大学生活で体験できないことを体験できます。また、社員の説明は業界、職種などの理解力アップに役立ちます。
「グループワークを通じて、スピーチ力が高まった」など、参加前の自分と比べて成長したことや、新しく知ったことを盛り込むことがおすすめです。
成長できたことを伝えることで、あなたがインターンシップに真剣に取り組んだことをアピールできます。
企業の良かったこと
前章の「人事の好感度が上がる可能性がある」で解説した通り、企業にとってインターンシップの実施は負担であることが多いです。
企業が用意したプログラムの中で良かったこと、参考になったことなどがあればお礼メールに取り入れましょう。どの企画が良かったのか、学生からの視点を知ることは、企業にとってもメリットとになります。
社員から学んだこと
社員から個別に意見をもらった人や、社員の働きから何かを学んだ人は、積極的にお礼メールに盛り込みましょう。
企業によっては、インターンシップで個別にフィードバックをしているところがあり、社会人目線からのフィードバックは、あなたの成長に役立つ貴重な意見です。
社員が実際に働いている姿を見る機会があった人も、社員が実際に働く姿から何かを得たのではないでしょうか。自分なりの「気づき」がなかったか、よく思い出してみましょう。
参加前後での気持ちの変化や意気込み
実際に企業に関わることで、インターンシップ後に志望度が高まる人は多いです。
インターンシップに関する調査では、インターンシップ参加前に「この企業に就職したい」と回答した人は24.2%でしたが、参加後は45.9%に増加しました。(出典:株式会社ディスコ)
インターンシップに参加して志望度が高まった人や、課題が見つかった人は、入社までに改善したいことや、入社後に頑張りたいことなど、入社に対する意欲を企業にアピールしましょう。
自分なりに課題を見つけて克服する姿勢は、主体性がある人という印象を与えることが可能です。
【例文付き】1dayインターンシップお礼メールの書き方を徹底解説
ここで解説するお礼メールの書き方は、以下の通りです。
- 件名
- 宛先
- 文頭のあいさつ
- 本文
- 文末
- 署名
例文と一緒に解説していくので、記事を読みながら実際にメールを作成することが可能です!それでは順番に解説していきます。
お礼メールの構成① 件名
件名には、「要件」と「大学名+名前」をわかりやすく記載しましょう。
例:【インターンシップのお礼】△大学(名前)
企業にメールを送信する時、件名は必須です。
企業では、一日に数十件、数百件とメールのやり取りをすることがあります。件名がないメールが届いた場合、不要なメール、または迷惑メールだと判断され、開封されない可能性が高いです。
お礼メールの構成② 宛先
メールの冒頭では必ず、以下の内容を記載しましょう。
- 企業名
- 担当者の部署
- 担当者の役職
- 氏名
人事部 課長 ◯様
担当者の氏名がわからなければ、「インターンシップご担当者様」でOKです。
また、注意して欲しい点は、省略などはせず、会社・担当者の情報を正しく記入することです。
例:(株)ではなく「株式会社」
(有)ではなく「有限会社」・株式会社や有限会社の位置を正確に記載すること
例:株式会社◯ / ◯株式会社・必ず役職、敬称をつけること
例:人事部 ◯係長 / 人事部 係長 ◯様 / インターンシップご担当者様
株式会社や有限会社が前に来るのか、後に来るのかは企業にとって非常に重要。位置を間違えると違う企業になってしまうため、間違えないようにしましょう。
また、役職をつける時に、部長様、係長様と役職+様は不自然なので、注意してくださいね。
お礼メールの構成③ 文頭のあいさつ
ビジネスメールでは、文頭に「お世話になっております。」とあいさつを入れることが基本です。
あいさつの後は、「大学名と学部」「名前」「インターンシップに参加した学生であること」を述べます。
そして、本文に入る前に、メールの目的と企業へのお礼の言葉を述べましょう。
本日実施されたインターンシップに参加いたしました、
◬大学▢学部の(フルネーム)と申します。インターンシップのお礼をお伝えするために、ご連絡いたしました。
本日はご多忙の中、素晴らしいインターンシップを実施していただき、
ありがとうございました。
お礼メールの構成④ 本文
本文は、前章「お礼メールはどんなことを書く?」をもとに作成しましょう。ポイントは、わかりやすく、簡潔に書くことです。
以下の流れを意識して、論理的な文章を書きましょう。
結論→具体例→意気込み・今後の目標
上記を意識しつつ、インターンでの経験を文字に起こしていけば、良いお礼メールを作成することができます。
お礼メールの構成⑤ 文末
文末は、感謝の言葉や結びのあいさつを取り入れます。結びのあいさつは、採用選考にエントリーする旨を記載すると、企業に本気度が伝わりやすいです。
誠にありがとうございました。貴社の新卒採用選考にもエントリーいたしますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
このように記載し、文章を締めくくりましょう。
お礼メールの構成⑥ 署名
文末から少し離したところに以下の内容の署名を入れておくと、相手があなたの情報を認識しやすくなります。
- 大学名、学部、学科
- 氏名(フルネーム)
- 電話番号
- Emailアドレス
さらに、署名を=やーで囲むと見やすくなるのでおすすめです。
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フルネーム(ふりがな)
所属:△大学▢学部◯学科3年
携帯電話番号:
Email:
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お礼メールの例文まとめ
以下は、ここまで解説した内容をまとめた例文です。
人事部 課長 ◯様お世話になっております。
本日実施されたインターンシップに参加いたしました、
◬大学▢学部の(フルネーム)と申します。インターンシップのお礼をお伝えするために、ご連絡いたしました。
本日はご多忙の中、素晴らしいインターンシップを実施していただきまして、
ありがとうございました。本日のインターンシップを通して、貴社の「食の安全へのこだわり」を改めて実感しました。特に、製造工場での「セキュリティ対策」や「衛生管理の徹底」には驚きました。実際に製造過程を拝見し、貴社の「安全な食品を届けたい」という思いを知ることができました。
インターンシップに参加させていただいたことで、貴社の製品の素晴らしさを再認識し、貴社の製品を、より多くのお客様に広めたいという気持ちが強くなりました。
この度は、インターンシップで貴重な体験をさせていただき、
誠にありがとうございました。
貴社の新卒採用選考にもエントリーいたしますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーー
フルネーム(ふりがな)
所属:△大学▢学部◯学科3年
携帯電話番号:
Email:
ーーーーーーーーーーーーーーー
上記のようなメールを作成することができれば、基本のお礼メールとして送付することができます。
【マナー違反は逆効果!】インターンシップのお礼メール注意点
いくら早くお礼メールを送っても、マナーが悪いお礼メールは逆効果です。
ここでは、お礼メールを送るときの以下4つのの注意点について解説します。
- 誤字脱字がある
- 改行がなく、文字が詰まっている
- 文の始めに名乗っていない
- 本文が長い
それでは順番に解説していきますね。
誤字脱字がある
誤字脱字があると、内容が良くても印象が悪くなります。早く送りたい気持ちはわかりますが、一度書いた文章は必ず読み返しましょう。
声に出して読んでみると、句読点の位置が正しいかどうかも確認できるので、おすすめです。
改行がなく、文字が詰まっている
改行がなく、全体が詰まっているメールは、読む気がなくなります。文全体の見た目が見やすいかどうかで第一印象が変わるので、適度に空白を入れることを意識してくださいね。
改行のポイントは、話題が変わるときなので、何度も読み返して不自然ではないかチェックしましょう。
文の始めに名乗っていない
件名や文の始めは必ず、「フルネーム」「大学名・学部」を入れて名乗りましょう。
忙しい人事担当者にとって、お礼メールは、緊急性の高いものではなく、優先順位として低くなりがちです。
最初に名乗ることで、メールを受け取った側は「誰が」「何のために」メールの要件がわかるため、相手への配慮にもつながります。
また、メールの最後に署名も忘れずに記載することが大切です。
本文が長い
本文は長すぎず、簡潔に書きましょう。
「書きたいことがたくさんある」という人は、書きたいことをすべて箇条書きにし、最も印象に残ったことを選んでください。
長すぎる文章は、結局何が言いたいのかわからなくなる可能性があるので、最も伝えたいことを書きましょう。
【好印象を残すなら手書き!】インターンシップお礼状の書き方&注意点
志望度の高い企業に対しては、メールではなく手書きのお礼状を送るのも効果的です。お礼状を送ることで、さらに丁寧な印象を与えることが可能です。
ここでは、お礼状の4つのポイントについて解説します。
- いつまでに送ればいいか
- お礼状に向いている企業
- お礼状の構成
- お礼状を書くときの注意点
お礼状はいつまでに送れば良い?
お礼状は、遅くても1週間以内に企業に届くように送りましょう。理想は、インターンシップ当日に書いて翌日に郵送することです。
メール同様、数週間後に届くなど遅すぎると逆効果なので、出し忘れてしまった場合は送らない方が無難です。
手書きのお礼状に向いている企業
お礼状に向いている企業は、「志望度が高い企業」「商社や銀行など伝統を重んじる企業」です。
お礼状は志望度の高い企業に出すと、志望度が伝わりやすいです。また、志望度だけでなく企業の文化によって、お礼状とメールを使い分けましょう。
逆に、IT業界などメール文化が定着している企業は、メールの方が良い場合もあります。
お礼状の構成
お礼状の基本的な構成は以下の通りです。
①頭語…拝啓、謹啓など。
②時候のあいさつ…本文の前のあいさつ文。
例:時下ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
③名前…お礼メールと同じように、「インターンシップに参加したこと」「大学名・学部名・名前」を記載します。
例:九月二十日のインターンシップに参加いたしました、◯大学△学部の(フルネーム)と申します。この度は、魅力的なインターンシップを実施していただき、ありがとうございました。
④本文…お礼メールと同じように、「あなたなりの考え」「学んだこと」「意気込み」などを書きます。
⑤結びのあいさつ…締めのあいさつを書き、敬具・謹白などで締めます。
例:貴社の一層のご発展を心からお祈り申し上げます。
⑥日付…手紙の作成日、または郵送日を漢数字で記載。
例:令和二年九月十日
⑦署名…大学名・学部・学年・フルネームを書きます。
例:◯大学▢学部三年(フルネーム)
⑧社名・部署名・担当者名…担当者名が不明の場合、「インターンシップご担当者様」でOK。社名は省略NGです。
例:株式会社△ 人事部 ▢様
メールでの作法と違う場合がありますので、よく確認してから送付するようにしてください。
お礼状を書くときの注意点
お礼状を書くときの注意点は、以下4つです。
- 柄や色のない便箋を使用する
- 封筒は白い無地のものを使用する
- 本文は長すぎない(1枚程度におさめる)
- 黒のボールペンで書く
便箋は無地の縦書きのものを使い、封筒は二重で白無地のものをましょう。
色のついたペンや、消せるボールペンなどはビジネスに向かないため、黒のボールペンを使用する必要があります。
まとめ
1dayインターンシップ参加後にお礼メールを出すと、企業に好印象を残せます!志望度が高い企業は、お礼メールを送ることをおすすめします。
今回解説したお礼メールに盛り込む内容や例文を参考に、あなたにしか書けないお礼メールを作成してくださいね。
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