インターンシップに参加することで、お給料をいただくことはできるのでしょうか?相場の金額はありますか?
A:基本的にインターンシップは無給ですが有給のものもあります
インターンシップは、企業理解や自己理解を深めるためのイベントであるため、基本的に無給です。「仕事をする対価として給料を得る」ものではないため、根本的に役割が違うと思っておきましょう。
しかし、長期インターンシップなどでは給料が発生する場合があります。
相場は時給換算1,000~1,500円程度ですが、内容によって異なるため事前に確認しておきましょう。
【給料が発生するインターンシップとは?】
- 長期間に渡るインターンシップ
- 実務を担当させるインターンシップ
- 大量に母集団形成したいインターンシップ
長期間に渡るインターンシップ
3ヶ月~半年、もしくはそれ以上に渡る長期のインターンシップの場合、有給になることが多いです。
長期インターンシップでは、仕事内容を理解させるために、先輩社員の営業現場に同行したり取引先との会議に参加したりすることもあります。
ひとりのビジネスマンとして自覚を持たせるために、給料を支払うことがあるのです。
実務を担当させるインターンシップ
仕事の流れや現場の感覚を知ってもらうため、実務に参加させる場合は給料が発生します。
労働法の観点から、「実務に参加させる=会社の利益につながる」とされるため、対価として給料の支払いが義務づけられているのです。
シミュレーションではなく本当の業務に当たる場合は、給料が出ると考えてよいでしょう。
大量に母集団形成したいインターンシップ
大量に母集団形成をしたいからと給料を支給するインターンシップもあります。
要はお金目的でもいいからたくさんの学生に参加してほしいということであり、応募数を増やしたい企業が取る作戦だと言えるでしょう。
しかし、インターンシップの目的はあくまでも企業理解と自己理解です。
お金が欲しいのであればアルバイトで十分ですので、手段と目的を履き違えないよう注意しておきましょう。
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