Q:資格はあったほうがいいの？

就活を進める上では資格があったほうが選考に有利になるのでしょうか？

A:資格はなくても問題ない！業界研究の方が重要

結論から言うと、資格はあったほうがいいが、資格がなくても志望する企業の面接に合格することは十分に可能です。

日本の就職活動では「ポテンシャル採用」が主流のため、現在資格がなくとも今後に期待できる人材を募集しています。

例えば入社後に必要な資格がある場合でも、入社後数年以内に取得できるよう社内研修や支援などを受けながら取得していくケースが多いのです。

日本の就職活動では資格を多く持っていることよりも、企業研究や業界研究、自己分析をしっかり行い企業とマッチする人材であることを証明できるほうが、面接を突破しやすいのが現状です。

つまり就職活動を有利に進めるためには、インターンに参加するなどして業界研究・企業研究をどれだけ出来たかという点がポイントとなります。

資格があるとスキルに説得力が生まれる

ただし、資格があると自分のスキルが具体的な証明となり、説得力が生まれます。

例えば、

上記2パターンでは、面接官は後者の人の方がより英語のスキルを具体的に評価しやすいでしょう。入社前に資格があったほうが、自分のスキルに説得力をもってアピールできるのです。

大切なのは資格を取った理由や経緯の方

実は就職活動では資格を持っていることよりも、資格を取った理由や経緯のほうが重要です。

面接官はあなたの取得資格を見て、どうして取ろうとしたのかを聞いて人柄や入社後のイメージを評価します。

例えば、志望先とは直結しないような資格でも、取ろうとした経緯や努力したエピソードが、その企業の欲しい人材像とマッチした、なんてことも。

資格を持っているのであれば、取得しようとした理由や努力した過程を具体的に話せるようにしておくことが重要です。