就活をしている大学生です。次の選考でグループディスカッションがあります。グループディスカッションって何をするんでしょうか。
A:グループディスカッションとは、グループワークのひとつ
グループディスカッションとは、企業から学生のグループに与えられたテーマに沿って議論し、グループで結論を出すというグループワークのひとつです。
就活の選考でグループディスカッションが課される企業は増えています。
グループディスカッションのテーマは、業界全体や企業に関するテーマ(特に業界の今後や社会動向)や時事問題などが多く出題されています。
その他、「タイムマシーンがあったらどうする?」などといったあえて業界や企業に関係のない、創造力を試されるような議題が出題されることもあります。
グループディスカッションを通して企業が見ていること
グループディスカッションを通して、企業は学生ひとりひとりの人柄やグループワークへの取り組む姿勢、基本的なコミュニケーションスキルを見ています。
具体的には以下の3つポイントが大きく上げられます。
- 積極性
- 論理性
- コミュニケーション能力
求められるポイント①|積極性
1つ目は積極性です。
まずは自ら進んで動く、発言する積極性があるかどうかを多くの企業が重視しています。
社会人として働くということは学生とは異なり、与えられたことだけを行う環境ではありません。
そのため、多くの企業がどの学生がどれくらい主体性を持って積極的に発言しているかを見ています。
求められるポイント②|論理性
2つ目は論理性です。
ディスカッションが進んでいくと、どうしても論点がずれてしまうこともあります。
学生が論点を整理して発言をしているかどうか、根拠を具体的に示しながら自分自身の考えを順序立てて簡潔に説明できているかどうかを多くの企業は見ています。
論理的思考能力はあらゆるシーンで必要となるスキルです。
業務を行う上で周りの人へ正しく事態を説明する力というのは非常に重要な能力ですので、この点について着目している企業は多く存在します。
コミュニケーション能力
3つ目はコミュニケーション能力です。
入社後も一人で仕事をするということはほとんどありません。
企業に勤める以上、必ず周りの人と円滑なコミュニケーションを取りながら業務を遂行していく必要があります。
自分だけではなく周りのことがが見えているか、他人の意見を取り入れる姿勢を持っているかなど、企業としては行間や空気を読む力も必要とされています。
グループディスカッションでは、他の学生とのグループワークを通して、エントリーシートや面接では見えない学生自身の人柄やスキルをチェックしています。
グループの中でもしっかりと自分自身を表現できるよう準備をしておきましょう。
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