Q:インターンに参加することで選考は有利になるのでしょうか？

インターンシップと実際の選考は関係があるのでしょうか。気になります。

A:インターンシップと選考の関係は企業による

インターンシップと選考について関係がある企業もあればそうでもない企業もあるのが現状です。

インターンシップの募集要項には「本選考には関係はない」と記載されているケースが多く見受けられます。

インターンシップに参加したからといって内定に直結するという企業はほとんどないのが現状ですが、インターンシップでの結果が本選考で重要な採用可否に影響することはあり得ます。

企業側がインターンシップを実施する目的は、優秀な学生を確保したいという思いあるからです。

インターンシップを通してぜひ選考を受けてもらいたいと高評価を受けた学生がいた場合、企業からスカウトされるケースもあるようです。

選考が関係しているインターンシップとは？

具体的に採用に直結するインターンとしては以下のようなものが挙げられます。

最初からインターンシップに選考が含まれている

これは本選考自体にインターンシップが含まれているケースです。

実際に実務を任されることが多く、インターンシップでの成果や実際に仕事をしていく中でのコミュニケーション能力などが評価の基準となります。

インターン参加者に向けて早期選考行う

インターン参加者のみを対象に早期選考行う企業もあります。

早期選考を行うことで、早い段階で優秀な学生に入社してもらいたいという目的で行われています。

こういう場合はインターンシップの募集要項に「インターンに参加後、選考が開始します」「インターンは本選考に含まれています」という記載がある場合が多いため、事前に必ず募集要項をチェックしておきましょう。

ただし、インターンシップは選考と関係がないという企業も多いですので、過度な期待はしないようにしましょう。

選考の中にインターンシップが含まれている場合を除き、インターンシップは採用を目的として開催されているものではありません。

いくら優秀で人間的にも魅力的な人材がいたとしても、インターンシップはあくまでインターンシップであり、採用したくても仕組み上できないということも多々あります。

しかし、インターンシップでの様子はその後、就活で選考に進んだ際は企業側は把握できます。

インターンシップに参加する場合は、しっかり取り組みましょう。