【新卒向け】就活で使える志望動機のテンプレ紹介!書くときのポイント5つ
学生
先生〜……何社も面接を受けているうちに、志望動機を考えるのが面倒になってきちゃいました。当てはめるだけで志望動機が完成するテンプレみたいなのってないんですか?
先生
たしかに何度も考えるのは疲れるよね。誰でも使える志望動機の構成テンプレならあるよ!

本記事では就活で使える志望動機の構成テンプレを解説します。

あわせて志望動機で面接官が見ているポイントや例文などもご紹介しますので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。これを読めば簡単にオリジナリティのある志望動機が完成しますよ。

就活における志望動機で面接官が見ているのはどんなところ?

学生
先生……今さらなんですが、志望動機ってなんのために聞かれるんですか?
先生
それを知らなくちゃ面接官が求める答えを導き出せないね……。

そこでまずは、就活における志望動機で面接官が見ているポイントを3つご紹介しましょう。

志望動機で見られている3つのポイント
  1. 「What・何に」興味を持ったのか?
  2. 「Why・なぜ」興味を持ったのか?
  3. 自社の社風や企業理念とマッチしているのか?

「What・何に」興味を持ったのか?

面接官が志望動機で見ているポイントの1つ目は「学生が ” 何に ” 興味を持っているのか」です。これを知ることで、学生の価値観や働くときのモチベーションなどを探っています。

この「何に」が浅いと競合他社との差別化ができていないと見なされて、良い結果は期待できないでしょう。

たとえば……?

「貴社の部品製造部門に興味があり志望しました」と述べても、同じ業界で部品を作っている会社はたくさんあります。そこで「貴社の部品製造部門のなかでも、とくに従業員の安全を守る〇〇システムに惹かれて志望しました」と答えるほうが効果的です。

「貴社の部品製造部門に興味があり志望しました」と述べても、同じ業界で部品を作っている会社はたくさんあります。そこで「貴社の部品製造部門のなかでも、とくに従業員の安全を守る〇〇システムに惹かれて志望しました」と答えるほうが効果的です。

学生にとって100%自分に合う企業は存在しませんし、それは企業側もわかっています。

完璧にマッチした志望動機を作ることよりも、自分の価値観や考え方などを盛り込んだほうが人柄が伝わり、面接官に「この学生と一緒に働きたい」と思ってもらえるでしょう。

「Why・なぜ」興味を持ったのか?

2つ目のポイントは「なぜその企業や業界に興味をもったのか」です。これは先にご紹介した「何に」よりも重要といえます。

なぜなら興味の根源部分はその人のモチベーションであり、自社の仕事に強く動機づけられているからです。自社と強いつながりのある志望動機だと、働くうえで大変なことがあっても乗り越えてくれると判断できます。

反対に「ちょっと前から興味がありまして…」などと曖昧に答えてしまえば、強い意志をもって志望していないことが伝わり「何かあったらすぐに辞めてしまう人」として見なされてしまうため注意しましょう。

自社の社風や企業理念とマッチしているのか?

「自社の社風や企業理念とマッチしているか」が3つ目のポイントです。志望動機の「何に」や「なぜ」をみていると、その学生の人柄も同時にみえてきます。

たとえば主体性を大切にしている会社では、自ら考え積極的に行動できる瞬発力をもった学生を雇用したいはず。一方でマニュアルどおりに丁寧に仕事をこなす学生はあまり社風に合っているとはいえません。

もちろんマニュアルどおりに仕事をするのは良いことですが、その会社に合っていなければ採用されないでしょう。

どんなに優秀な人材でも社風や企業理念とマッチしない学生を合格させてしまえば、入社してすぐに辞めてしまう可能性が高く、せっかくの採用活動が水の泡になってしまいます。

新卒者が志望動機を書くときのポイント

学生
先生!志望動機がなかなかうまく思いつかないんですが、何かコツはありますか?
先生
はじめての志望動機は難しいよね。じゃあ新卒者向けに志望動機を書くときのポイントを5つ教えるよ!
志望動機を書くときの5つのポイント
  • Point①:「なぜ:何に = 8:2」くらいの割合で構成を作る
  • Point②:ぼかさずに具体的な内容に仕上げる
  • Point③:差別化が難しいなら「なぜ」の部分をより丁寧に説明する
  • Point④:必ずPREP法を用いてわかりやすく説明する
  • Point⑤:エントリーシートと同じ内容にする

Point①:「なぜ:何に = 8:2」くらいの割合で構成を作る

前述のとおり面接官は「何に」よりも「なぜ」に注目しているため、志望動機の構成は「8:2」もしくは「7:3」くらいの割合で「なぜ」を多く構成しましょう。

限られた時間や文字数のなかで志望動機を効果的に伝えるためには、面接官が重きを置いている「なぜ」を丁寧に説明する必要があるためです。自分がどれだけ根強い動機をもっているのかを面接官に伝えることを1番に考えましょう。

Point②:ぼかさずに具体的な内容に仕上げる

「どんなところに魅力を感じたのか」「なぜ魅力を感じたのか」などをぼかさず、具体的に書いていくのがポイントです。

たとえば「貴社は業界のなかでもさまざまな影響を与えていますが〜」と述べた場合、「さまざまな影響とは?」「本当に業界への理解はあるのか?」と疑問を持たれてしまいます。

こうしたぼかしを加えず、ハッキリと「貴社は業界のなかでも革新的なアイデアを発信し、〇〇といったサービスを展開したりと社会にプラスの影響を与えていますが〜」などと具体的に表現していくと効果的です。

加えて自分が過去に経験したことや感じたことなどを盛り込んでいけば、具体的かつオリジナリティのある志望動機に仕上がります。

先生
この「具体性」は非常に重要だよ!どれだけ具体的な内容にできるかで、面接官がイメージできるかどうかが決まるからね。

Point③:差別化が難しいなら「なぜ」の部分をより丁寧に説明する

志望動機ではよく「同業他社と差別化をしよう」といわれています。これは「あなたのやりたいことは、別にうちの会社じゃなくてもできるよね?」などと逆質問を受けてしまう可能性があるからです。

たしかに同業他社との差別化ができて「その会社でなければダメな理由」をしっかりと述べられれば良いですが、すべての志望動機でそれができるわけではありません。業界によっては差別化が難しい場合もあるでしょう。

こうした場合は「なぜ」の部分を丁寧に説明して、自分のモチベーションを理解してもらいましょう。もし逆質問で「ほかの会社でもできるのでは?」と聞かれて、「そうかもしれません」と答えたとしても怒る面接官は少ないはずです。

ただし……?

他社との違いをハッキリさせておけば、それを武器にできます。できるだけ差別化するように努力はしておきましょう。

同業他社との差別化をするには業界研究を深めるのが大切です。気になる人は下記の記事もあわせて読んでみてください。

Point④:必ずPREP法を用いてわかりやすく説明する

志望動機は必ず「PREP(プレップ)法」を用いて、誰が聞いてもわかりやすく語りましょう。

PREP法とは?

「結論 → 理由 → 具体例(エピソード)→ 結論」に当てはめて、論理的に話を展開する文章の型

短い時間、少ない文字数のなかで面接官を納得させる内容を語らなければならない志望動機。誰が聞いてもわかりやすいといわれているPREP法を活用して作っていきましょう。

ただし必ずしもこの順序を守らなければならないわけではありません。場合によっては具体例が2個続いたり、具体例と理由が逆になったりするケースもあります。ここで重要なのは必ず結論を最初にもってくることです。

先生
このPREP法は色んな場所で活用できるから覚えておこう。

Point⑤:エントリーシートと同じ内容にする

志望動機を伝えるシーンといえば「面接」と「エントリーシート」がありますね。よく「エントリーシートと同じ内容ではいけないのでは?」と考え、バリエーションをもたせるために別々のエピソードを志望動機に盛り込む学生もいますが、それはNGです。

別々のエピソードを盛り込んでいると、面接官は「なぜ志望動機がエントリーシートと異なるのか?」と疑問に感じます。そして最悪の場合、どちらかをでっち上げているのかもと疑われてしまうでしょう。

面接官に不信感を植え付けないように、同じエピソードを使って志望動機を考えてくださいね。

【当てはめるだけ】志望動機を整理して構成をテンプレ化してみた!

学生
志望動機についてなんとなく掴んできました〜!……でも正直、どんな企業にでも使える志望動機のテンプレがあったら嬉しいんですが……。
先生
完璧に使い回せるテンプレはないけど、ある程度当てはめていけば志望動機が完成する構成テンプレなら教えられるよ。

どんな企業にでも使い回せる志望動機は、どこの企業にも刺さりません。そのため、ここでは志望動機の構成テンプレを3つの手順でご紹介します。自分の体験談や価値観を当てはめながら完成させてくださいね。

志望動機の構成テンプレ
  • 手順①:志望動機のベースになる部分を書き出す
  • 手順②:自分の体験や人柄を企業と結びつける
  • 手順③:入社後にどのように活躍したいのかを考える

手順①:志望動機のベースになる部分を書き出す

まずは志望動機のベース部分を思いつく限り書き出してみましょう。

たとえば……?
  • やりたい仕事
  • 叶えたり夢や将来設計
  • インターンシップでの経験
  • OB・OG訪問で感じたこと
  • 自分がもつ知識や資格を活用したい など

具体的には下記のように書き出してください。

OB訪問をした際に対応してくださった人事部の〇〇さまから、昨年ご自身が提案した企画が大成功して業績アップに貢献できた話を聞いて、自分もこの会社でやりがいをもって働きたいと感じた

手順②:自分の体験や人柄を企業と結びつける

次に自分の体験や人柄を企業と結びつけましょう。

たとえば……?
  • これまでに体験・経験したこと
  • 取り組んできたこと
  • 自分の価値観
  • 特徴
  • 性格
  • 資格 など

ここではあなたがその企業といかにマッチした存在なのかをアピールすることが重要です。具体的には次のように結びつけていきます。

  • IT技術系の会社の場合

→自分は幼い頃からメカ好きで、パソコンを分解しては組み立てていた。手先が器用で技術に対する知識にも自信があるからIT技術の仕事は向いていると思う

  • 営業職を希望している場合

→誰とでも明るく話せるだけではなく、相手が求める回答を瞬時に理解しながら会話できるから営業職に向いていると思う

手順③:入社後にどのように活躍したいのかを考える

3つ目の手順では、入社したらどのように活躍したいのかを考えましょう。

面接官が見ているのは「この学生は入社してからどんなことがあってもめげずに頑張ってくれるか」といったモチベーションの部分です。そこで自分が入社した場合の未来を語ってみてください。

お客さまの些細な表情一つも見逃さず、「〇〇さんから商品を購入して良かった」「〇〇さんなら信頼できる」と言ってもらえる営業マンを目指したい

先生
「この子が自社で働いてくれたらこんな活躍をしてくれるのか」とイメージさせられるといいね!

新卒者必見!志望動機の例文

先生
ここからは志望動機の例文を6つ紹介していくよ!NGな例文もみていくから、どこがダメなのかを考えながら読んでみてくださいね。
OKな例文
  • 例文①:先輩社員の生き生きとした働く姿に惹かれて志望した場合
  • 例文②:社風に惹かれて志望した場合
  • 例文③:サービスや商品に魅力を感じて志望した場合
  • 例文④:研究開発の仕事に惹かれて志望した場合
NGな例文
  • 例文⑤:事業内容を語っているだけになっている場合
  • 例文⑥:学ぶことを目的にした姿勢を語っている場合

OKな例文

まずはOKな例文からご紹介していきます。ご自身の志望動機を考えるときの参考にしてください。

例文①:先輩社員の生き生きとした働く姿に惹かれて志望した場合

私が貴社を志望しました理由は、社員の皆さん一人ひとりが「お客さまを徹底的にサポートしたい」と寄り添う気持ちをもち、生き生きと働いている姿に魅力を感じたからです。このお話はOB訪問をしたときに伺いました。

私は中学生の頃に曾祖母の介護を手伝ったことがきっかけで「大切な家族をサポートできるようになりたい」と考え、現在自宅近くの老人介護支援センターにてボランティア活動をしています。

そこでは認知症が進行してしまった高齢者が多く、こちらが伝えたい内容がうまく伝わりません。そうした高齢者とのコミュニケーションには根気が要りますが、相手の仕草や表情をよく観察して少しでも楽しく過ごせるようにサポートしています。今では利用者さんやそのご家族にも名前を覚えてもらえて、頼ってもらえるまでになりました。

そして私はボランティア活動を通じて「利用者さんと徹底的に向き合ってサポートする」という信念を掲げてきました。貴社で働く社員さんたちの志に強く共感いたしましたので、貴社への入社を志望いたします。

例文②:社風に惹かれて志望した場合

貴社の「年齢や役職は関係なく、意見を出し合い、社会のためになるサービスを提供していく」という社風に惹かれて志望いたしました。

私は大学時代にオープンキャンパス実行委員会に所属していました。このオープンキャンパス実行委員会は、自分の大学に入学するかもしれない高校生たちを迎えて、大学の魅力を伝える重要な仕事を担っています。

そのため、より良いイベントを作り上げていくために先輩や後輩、先生などの立場は問わずに意見を出し合いました。提案された意見は否定せずにみんなで受け入れ、さらに良い案はないかとアイデアを出し合って企画していきます。

この経験から、みんなが良いイベントにしたいと強く思っていれば立場は関係なく話し合えることを学びました。そして貴社の、社会のためになるサービスを作り上げるために立場は関係なく意見を出し合う姿勢に強く共感したため、志望いたしました。

例文③:サービスや商品に魅力を感じて志望した場合

貴社のエコロジーな商品に魅力を感じて入社を志望いたしました。

私は大学時代、地球温暖化についての研究をしていました。なぜこの研究に興味を持ったのかというと、幼少期の頃に見たドキュメンタリー番組でさまざまな生きものたちが絶滅しつつあることを知ったからです。

自分たちの生活でも何かできることはないかと考え、エコストローやエコ箸、水筒などを普段から持ち歩くようにしています。こうした個人でできる取り組みはとても小さいですが、貴社が5年前に立ち上げた〇〇事業では地球環境問題を抜本的に改善していけるのではないかと感じました。

入社後には貴社のビジネスが成功できるように多角的な提案をしながら、自らも成長し、持続可能な社会を目指したいと考えています。

例文④:研究開発の仕事に惹かれて志望した場合

私は在学中に学んだ健康学を活かした仕事をしたいと思い、貴社を志望いたしました。

幼い頃から食べることが大好きだった私は、いつしか健康に興味をもつようになりました。いくら美味しい食べ物を食べていても、不健康なものであれば健康寿命を縮めてしまうだけだからです。

健康的な食事を意識しだした頃、父が「健康的な食べ物は大抵まずい」と口癖のようにつぶやいていました。しかし決してそんなことはありません。健康的な食事でも美味しいものはたくさんあります。

これからの日本は超高齢化社会になり、ますます健康的な食事がフォーカスされていきます。そこで高齢者からも人気のある食品を世にたくさん売り出している貴社の研究開発に携わり、美味しくて身体に良い食品を世界中の人々に届けたいと考えています。

入社後は父をはじめとする身近な人にもヒアリングを行い、多くの人から美味しいと思ってもらえる健康的な食品を開発したいです。

NGな例文

続いてはNGな例文を2つご紹介します。

例文⑤:事業内容を語っているだけの場合

私は貴社の、業界シェアNO.1を誇っている企業規模に魅力を感じているため志望いたしました。さらに世界シェアNO.1の部品を5つ所有していることや、今年で創立50周年になることなども大変魅力的です。

私は学生時代から「やるからには1番を目指す」を信念に掲げて行動してきました。実績も素晴らしい貴社に入社しましたら、高いモチベーションを維持しながら働けると確信しています。貴社のさらなる発展に貢献できるよう精一杯頑張りたいと思っています。

この例文では企業の事業内容や実績、歴史などを語っているだけになっています。これでは企業紹介をしているのと同じです。自分の価値観や体験談が盛り込まれていないため、面接官はあなたの人柄やモチベーションをまったく把握できないでしょう。

例文⑥:学ぶことを目的にした姿勢を語っている場合

私は貴社の世界トップレベルを誇るIT技術に魅力を感じて志望いたしました。「人々の暮らしを豊かにする」ことを企業理念に掲げている貴社で働ければ、これからの時代になくてはならないスキルを身につけられると考えています。

私自身、現在はプログラミングなどのスキルは身につけていませんが、貴社に入社しましたらクリエイティブな世界を徹底的に学び貢献していきたいです。

この例文では「入社してスキルを学ぶ」ことが目的になってしまっています。会社は学校ではありませんので、学びたいという低姿勢の人材は不要です。たしかに素直な心は一緒に働くうえで重要ですが、それだけではよい印象を与えられません。

こちらについても「なぜIT技術を身につけたいのか」「なぜこの会社を選んだのか」を根拠を添えて述べる必要があります。

新卒の志望動機で迷ったらテンプレに当てはめながら考えよう!

就活における志望動機は、嫌になるほど何度も考えるでしょう。そのため何が正解なのかがわからなくなってしまいますよね。

本記事でご紹介した新卒向けの志望動機構成テンプレを活用して、自分だけのオリジナリティあふれる志望動機を完成させてください。志望動機を深く掘り下げられれば、きっと面接官に刺さる内容が考えられます。ぜひ志望企業の内定を勝ち取ってくださいね。

長期インターン求人サイト「コネクトインターン」
長期インターン求人サイト

長期インターン求人サイト「コネクトインターン」。大学生は完全無料でご利用可能。大手からベンチャー企業まで様々な企業が長期インターンの求人を掲載。コネクトインターンに登録することでインターンシップや就活に有利な情報が手に入る。企業からインターンシップのスカウトも届きます。コネクトインターンを活用して長期インターンや就活をより良いものにしましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事